待機電力がかかりやすい機器
給湯機のように、すぐに次のアクションに移るために指令待ち状態のものや、HDD・DVDレコーダーなどのAV機器は比較的待機電力がかかりやすい部類に入ります。指令待ちの状態であればそれだけの電力が消費されますし、デジタル表示で常に文字が表示されている機器類も、表示すること自体や表示するデータを処理するために電力を使ってしまいます。しかしこれらの機器は待機電力をカットし完全に通電しない状態にしてしまうと、録画予約していたものが消えてしまったり、タイマーがリセットされてしまうという可能性もあります。
節電タップで待機電力カット
簡単に待機電力をカットできる節電タップ
どこまで待機電力をカットするべきか
オフシーズンのエアコンは待機電力をカット
もちろん節電の為に無駄な待機電力は極力カットしていくことは大切です。オフシーズンのエアコンのように明らかに使っていないものはコンセントから抜いて待機電力をカットしておくにこしたことはないでしょう。
しかし待機電力が微量であるものに対してあまりにも気を取られすぎて、消費電力の大きいものを見落としてしまっては本末転倒ではないでしょうか。1分間使用時間を短くするだけで、待機電力の何倍もの節電ができるものもあります。
家庭にある家電を一度見回して、それぞれの使用時の消費電力と待機電力を把握してみてはいかがでしょうか。
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※1 (財)省エネルギーセンター 平成24年度待機時消費電力報告書より
※2 21円/kwhで計算。電気代は夜間割引プランや地域によっては契約アンペアなどにより変わります