カーシェアリング/カーシェアリングの基礎知識

カーシェアリングの活用法

レンタカーより気軽に借りられるけれど、長時間借りると割高になる。そんな特徴のあるカーシェアリングには、どんな使い方があるのか?と思う方もいるはず。しかし、実はけっこう使えるんです。その利用法を見てみましょう。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

 普段のお買い物や、ちょっとしたお出かけに


カーシェアリング

特に大都市部においては、カーシェアリングのステーション数がレンタカーより多いので、自宅のすぐ近くから利用することができます。そのため、小さなお子さんがいても利用している家族もいます

マイカーを持つよりは圧倒的に経済的で、長時間の利用でなければレンタカーよりも安く、気軽に借りられる。こうしたカーシェアリングの特徴から考えられる利用法は「タクシーでは高いけれどレンタカーを借りるほどではない」というような使い方でしょう。お買い物に出掛けるときなどは、まさにその典型ですよね。スーパーやショッピングセンター、デパートや家電量販店など、さまざまな「お買い物」に活用できます。

また、夜中に友だちと急にラーメンを食べに行きたくなっただとか、雨が降ってきたから急遽子どもや家族を送迎したいというような「車があると便利」と思った時にも使えます。

ゴルフに利用したり、さまざまな車に“試乗”したり


カーシェアリング

電気自動車や輸入車などが用意されたステーションはまだ少ないのですが、「どうせ乗るなら……」と、わざわざそのステーションまで出掛けて、利用される人が意外と多いそうです

使い慣れた利用者の中には、24時間借りられることを利用して早朝のゴルフに使う人もいます。前日からレンタカーを借りておくより、このほうが安く済むし、近くで借りられるからです。また「近場はカーシェアリングで遠方へはレンタカー」というように、うまく使い分けることで、マイカーを持っているかのように車に乗る人も多くいます。

さらに、単純に「ただ走りたくなった」というような欲求にも応えられるのがカーシェアリング。実際、買い物はこの車で、ドライブしたいときはこの車、という具合に分けて使っている人もいるのです。そもそもカーシェアリングには、例えばハイブリッド車一つとってもトヨタプリウスやホンダインサイト、CR-Z、さらに電気自動車などさまざまな車種が揃っています。またフィアット500やBMW1シリーズ、ミニといった輸入車を扱う事業者もあります。

ちなみに、自動車メーカーの中には「ディーラーでの試乗はどうしても決まったルートを、営業担当者を乗せて走らなければならないが、カーシェアリングならお客様が自由に試乗できる」とカーシェアリングを“試乗”と捉えるメーカーもあるほどです。その他、夜間の利用時間を安くしたパック料金を用意して、深夜残業の会社員にタクシー代わりに使ってもらう(例えば都内から自宅に帰り、朝は都内に乗ってきて返却)という提案をしている事業者もあります。
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