絶妙な距離を持つ
怖がりな男性は、距離が近づくとおよび腰になる。怖がりじゃない男でも、「いつも一緒にいたい」という女性に対して、距離を取りたがる場合が多い。でも、近づかなければ、2人の想いが深まらないのも事実。人それぞれ、どういう距離の取り方がいいのか一概には言えないけれど、「相手は社会的にどんな立場にいるのか、今、どんな状況にあるのか、想像力を働かせて、理解してあげるのが大切なのだ」という。そもそも男は、女性と異なって、恋愛の比重が軽い。社会的な生き物だ。その上、「今時の男はメモリー容量の少ないパソコンみたいなもの」(藤田先生)だから、仕事や日常にいっぱいいっぱいになっている時期は、押し過ぎず、適度な距離を保ってステイしておくことも必要なのかも。
タイミングを逃さない
「寝たら男性は飽きる。」あなたは、飽きられる程度の女性?
「何回目のデートでセックスに応じたらいいでしょう?」という質問にマニュアルはない。
いわく、出会ってすぐにセックスに応じる=軽い女だと思われるんじゃないか……なんて一般論に縛られるのは、日本人だけ。人からどう思われるかを気にしないこと。パターンと一般論にとらわれて、男女関係になれずに、一生友だちなんてもったいない。
いつセックスするかはタイミング。お互いに惹かれあって、サインを出しあう、それを読み取ることができれば、早い遅いは関係ない。
以上が、藤田先生の著書から導き出した、女性が恋のイニシアチブを握って、いい男と言い恋を育むための方策の一部です。
「イイ男だからこそ、何とかして向こうから誘わせたいし、リードしてほしい」という気丈な女性もいる。けれど、恋は始まってから、その先が楽しいわけで――。せっかくなら、チャンスは逃したくない。自力で恋を育てられる女性こそが、良い恋も男も育み、幸せを運ぶ時代なのだから。