宮城ふるさとプラザ(池袋)
『宮城ふるさとプラザ』は、JR池袋駅東口が目の前というアクセスの良いアンテナショップ。宮城からやってきた食品やお酒、伝統工芸品などが2フロアに1300アイテム並んでいます。フロアの奥には仙台名物・牛たんを堪能できるレストランもあり、昼時などはビジネスマンのランチ利用も多く、平日でも列ができるほどの賑わいです。普段の売れ筋商品は笹かまぼこ、牛タン、仙台銘菓『萩の月』など。地震発生からしばらくは輸送環境が整わず、ストックもすぐに底をついて商品棚がガラガラという状態が続きましたが、現在は被害の大きい沿岸部からの商品を除いて、通常の6~7割ほどの商品が揃うようになりました。
実は人気商品の『萩の月』は通常、東京では販売しない商品。宮城ふるさとプラザでも年に1度だけしか店頭に並ばない貴重なお菓子なのですが、現在宮城県内の店舗が被害を受け、販売が難しくなっているため、その分の商品が宮城ふるさとプラザに集結。今、飛ぶように売れているのです。
店長の上野剛さんは「食材や資材の入手が難しい中でも、なんとか以前の形に戻りたいという一心で、各業者被災地で商品の生産を頑張っています。『東京で商品を買ってくれる』ということが彼らの心の支えになっているので、是非アンテナショップに足を運んで下さい」とおっしゃっていました。
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■宮城ふるさとプラザ
住所:住所東京都豊島区東池袋1-2-2 東池ビル1・2階
TEL:03-5956-3511
営業時間:10:30~19:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
アクセス:JR池袋駅から徒歩2分
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