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子育て家庭の地震・防災対策

子どもを育てている家庭の地震対策について考えます。子どもが大きくなってくると、日中、子どもは保育園や幼稚園、学校に行っていて、親と違う場所で過ごしているということもあると思います。親子で、地震があったときの対策を確認しておきましょう。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

親子が離れた場所に居る時に、災害にあう可能性も……

子どもを育てている家庭の地震対策について考えます。子どもが大きくなってくると、日中、子どもは保育園や幼稚園、学校に行っていて、親と違う場所で過ごしているということもあると思います。親子で、地震があったときの対策についてあらためて確認しておきましょう。


子どもだけで家にいる場合

子ども

日頃から親子で防災の意識を高めよう

子どもが大きい場合、親が仕事や買い物に行っていて、子どもだけ家にいることもあるでしょう。子どもだけで家にいるときに地震が起きたら、どうしたらいいのか、伝えておきましょう。

赤ちゃん家庭の地震対策」記事でも書きましたが、家の中に安全なスペースを作り、その場所にいるように(別な場所にいたら、可能ならその場所に移動できるように)伝えましょう。日頃から、防災の意識を持たせる事が肝心です。

自宅近くの避難場所を教えておくことも大切。日頃、遊びに行っている公園や、学校の校庭など、「地震の時にはここに避難するんだよ」と伝えておきましょう。行ったことがない場所なら、自宅から親子で一緒に歩いて、何度か行ってみましょう。

普段から、以下のことを子どもに伝えておきましょう。
  • 地震がおさまったら、避難場所に避難すること
  • 避難場所に行ったら、リーダーの指示に従うこと(避難場所から、別の避難場所に移動する可能性もあります)
  • ママやパパは移動しても必ず○○ちゃんを迎えに行くので、心配しないこと
     

子どもが保育園や学校にいる場合

子どもが保育園・幼稚園、学校にいる時間に地震などがあった場合、先生の指示に従うように伝えましょう。

普段から、以下のことを子どもに伝えておきましょう。
  • 避難訓練通りにやれば大丈夫。落ち着いて先生の指示に従うこと
  • ママかパパが迎えに行くから、それまで先生の指示に従って避難しておくこと
  • 交通機関が動かなくなるなど、一晩迎えに行けないことがあるかもしれない。先生と一緒にいれば大丈夫だから、待っていて
子どもへの伝え方は、年齢やお子さんの性格などによって、アレンジしましょう。

また、普段から、避難訓練など、園や学校で行われていると思いますが、その様子も聞いて確認しておきましょう。引き取り訓練など、年に1度以上、親も参加する防災訓練が行われているようです。ママパパも、仕事の都合をつけて、できるだけ参加することが大切です。一度でも練習しておくと、いざというときに、役に立ちます。

小学生なら、登下校の時間や、帰宅後、お友だちの家に遊びに行く途中や帰る途中に地震などにあう場合もあります。時間があるときに、地域を親子で歩き、資材が積み重なっていて崩れてきそうな危険箇所がないかなど、一緒に確認しておきましょう。

>> そのほか、準備しておきたいポイント

 

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