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子連れ旅行のホテル選び(4ページ目)

海外へ子供を連れて旅行に行きたい!そうはいっても、心配なのがホテル選びです。子供と添い寝では旅の疲れがとれないかも……。エキストラベッドを入れると割高になるの? 子連れにピッタリの客室タイプは? ホテルのロケーションやビューも捨てがたい……等々、悩みは尽きません。失敗しない子連れ海外ホテルの選び方、そのコツをお教えします。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

湯沸かしポットや浴槽での事故、誤飲に注意

ラナイ

子連れ海外ホテルで注意したいのがベランダ

海外ホテルは土足のまま客室を利用するのが一般的で、はいはいをする赤ちゃんには特に注意が必要です。誤飲を防ぐため、床にコインなどを落とさないようにして、大きなビニールシート(ビーチシート等)や毛布などを敷いてしまうのも一手でしょう。

また、客室に備え付けの湯沸かしポットやコーヒーメーカーなどのコードをひっかけて火傷することなどないよう、目を配りましょう。日本の旅行会社を通した予約手配では、バスタブ付き客室を用意してくれるのが通例です。湯船につかったら栓を抜き、溺水事故などを防ぎます。バスルームの扉を締めるよう、注意を払っておくことです。

さらに注意したいのは、バルコニー(ベランダのこと。ハワイではラナイと呼ぶ)です。ビーチリゾートにはバルコニー付きの部屋が多く用意されています。柵は比較的高いのですが、梳(す)き目が粗く、子どもの頭が柵の間に入るような様式のものもあります。普段、窓の鍵は締めておき、開窓時、幼児には注意を払います。

 

ティーンエイジャーに教えたい、海外ホテルの廊下は公道

シェラトン・ホアヒン客室イメージ

客室前に広がるプール 就寝時は窓の施錠を忘れず

一般に、オートロックが基本の海外の客室。客室を出るときには、カードキーなどを持ってから廊下に出るようにしますが、海外ホテルでは、客室を一歩出たホテルの廊下は、まさに公道と一緒。いくらセキュリティーが万全なホテルであろうと、不特定多数の人が集うソーシャル性の高い場なだけに、客室階の廊下を不審な人がうろついていないとも限りません。海外旅行に慣れないティーンエイジャーには、そうした注意喚起を促すと同時に、客室外をスリッパやパジャマで歩かないようマナーを教えてあげることも必要です。

これらを念頭に、ホテル選びのさいには治安のよいロケーション、セキュリティーがしっかりしているホテルを選びたいもの。予約のときに旅行会社の窓口で、尋ねてみるのもよいでしょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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