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子連れ旅行のホテル選び(3ページ目)

海外へ子供を連れて旅行に行きたい!そうはいっても、心配なのがホテル選びです。子供と添い寝では旅の疲れがとれないかも……。エキストラベッドを入れると割高になるの? 子連れにピッタリの客室タイプは? ホテルのロケーションやビューも捨てがたい……等々、悩みは尽きません。失敗しない子連れ海外ホテルの選び方、そのコツをお教えします。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

子供の人数によって選ぶ客室タイプは異なる 

同伴する子供の人数によって、選ぶ客室タイプは異なります。例えば乳児1人と夫婦の3人家族であれば、お子さんに添い寝をすることで、旅行代金の一部が安くなるパッケージツアー商品もあります。

また、子供が2人、3人ともなれば、広めの客室が必要になります。ジュニアスイートやスイートルームを利用する場合、「主寝室+ゲスト用ベッドルーム(+リビング)」といった間取りが多く、一つの客室でありながら家族が別々の部屋で寝るようなことも。ファミリーに人気のコネクティングルーム(例えば2名定員の客室二室を、内部のドアを解錠することで廊下に出なくとも相互に行き来ができるタイプの客室をさし、「ファミリールーム」とも呼ばれる)も同様で、親子の部屋割には頭を悩ませることでしょう。

小学校低学年以下のお子さんは、就寝時に親が一緒の部屋でないと不安がることも予想されます。夫婦が別々の部屋で寝ることも覚悟しなくてはなりません。また、主寝室などにエキストラベッドを入れてもらう手法もありますから、予約時に確認・リクエストするとよいでしょう。

添い寝する子連れ旅行の注意点 

海外仕様のベッド

床面からが高い海外仕様のベッド 転落事故に注意しよう

子連れ海外旅行のホテル客室選びは、お子さんの年齢、月齢によっても違いがあります。乳児であれば柵付きのベビーベッドをあらかじめ用意してもらうようリクエストするか(用意がないホテルもあるので事前確認が必要)、ダブルベッドの中央に夫婦添い寝で利用するようにします。

ベビーベッドをリクエストする場合、予約時に月齢を伝え、発達の度合いによっては柵の高さを確認したり、子供の身長・体重を伝えなくてはなりません。ただし、海外のホテルには適当なベビーベッドの用意がないのが一般的です。

ダブルベッドではなく、シングルベッドでツインタイプの客室を利用する場合、一方のベッドで母親(もしくは父親)が添い寝をすることになります。そのときには、赤ちゃんがベッドから転落しないように十分、注意を払いましょう。海外ホテルのベッドは、日本のそれより床面から高めの仕様になっています。赤ちゃんの転落事故を防ぐために、掛け布団や枕でガードするなどの工夫が必要です。
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