「男女併学」の進学校、帝塚山高校
 

奈良・平城京の西の住宅街に位置する学園前駅と陸橋でつながる通学に抜群に便利な帝塚山高等学校。2011年、70周年を迎えている。将来、色々な意味で幅広い人になってもらうように「学力と人間力」をつける教育を実践。大きな特徴は、「男女併学」。中高生の身体的・精神的成長段階を考慮して、共学と別学の長所を取り入れ、クラスと授業の大半は男女別に、体育祭や学園祭などの行事、生徒会活動、クラブ活動は、男女一緒に行っている。

クラブ活動の加入率は約60%。体育系が16部、文化系が24部で活動している。最近では、ダンス部が全国大会に出場を果たしている。同校では、伝統的に多くの生徒がクラブ活動と大学進学を両立させ、成果を上げている。

近畿を代表する男女併学の難関進学校である。
近畿を代表する男女併学の難関進学校、帝塚山高校

近畿を代表する男女併学の難関進学校、帝塚山高校


それぞれの目的に応じた多彩なコース
 

もう一つの特徴は「目的達成をより確かなものにするコース制」。女子は、「英数」「特進」「文理」の3コース。男子は、「英数」コースに分かれている。高校からの入学者のために1年間は特別クラスを編成。具体的には、「3類授業・追いつき補習」でサポートしている。

男子英数コースは、東大・京大・阪大・神大・国公立大医学部医学科への現役合格が目標。高2までに高校内容を完成させ、高3では大学受験演習を徹底。女子英数コースも男子英数コースと同じく、高2までに高校内容を完成させ、高3では大学受験演習を徹底。東大・京大・国公立大医学部医学科進学を目標にしている。また、男子英数コースと女子英数コースでは、2年次から成績上位者を対象とした「スーパー理系講座」という合同の特別授業を実施。クラス編成は、ホームルームの固定クラスではばく、授業内でのクラス編成。対象講座は、数学と理科で実施。

女子特進コースは、神大・大阪市大など国公立大への現役合格が目標。英数コースに準じたカリキュラム編成ながら、基礎学力の定着に力を入れている。クラブ活動も活発なコースである。女子文理コースは、難関私大・私立薬学系・芸術系大への現役合格が目標。英語教育に重点をおき、さらに多彩な進路にも対応したカリキュラムになっている。同コースもクラブ活動がさかんなのが特徴である。

帝塚山高校の大学進学実績
 

2010年度の主な実績としては、国公立大では東大2名、京大12名、大阪大22名、神戸大19名など。私立では、早稲田27名、慶應12名、同志社87名、立命館109名、関西学院73名、関西61名などとなっている。

帝塚山高校の入試傾向
 

募集人員は、男子英数コース85名、女子英数コース85名、女子特進コース70名、女子文理コース100名。人数は、いずれも内部進学を含む。
入試は、国・数・英が各60分150点満点、社・理が各50分100点満点の合計650点満点。女子文理コースは、3科受験で450点満点。面接も実施しない。
合格最低ラインは、男子英数コース併願67%・専願60%以上、女子英数コース併願65%・専願58%以上、女子特進コース併願60%・専願55%以上、女子文理コース併願55%・専願50%以上。

帝塚山高校の学費(2010年度分)
 

入学金 250000円
授業料 610000円(年額)
施設設備充実費 50000円(年額)
冷暖房費 2000円(年額)
育友会費 11000円(年額)・入会費1000円
体育・文化後援会費 11000円(年額)
生徒会費 7200円(年額)・入会費500円
初年度年間納入費用 1007500円
※制服代、制定品、修学旅行積立金等は別途費用が必要。
 

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