彼はあなたの所有物じゃない
太るから焼肉もフレンチもNGだって? だったら俺まかせにしないで、たまには君が提案してくれよ。
彼のほうも、好きな女性相手に「面倒な女だな」とは言えません。オブラートに包んで伝えても、ほとんどの女性は気づかないはず。
優しい男性ほど、別れと引き替えくらいの覚悟でなければ指摘できません。最後通告で気づかされるなんてことにならないよう、彼にとって「面倒な女」になっていないかセルフチェックしてみましょう。
■要求ばかりで改善の余地なし
いくら恋人でも、会っていない時間には別の生活があります。仕事が忙しいときだってあるし、困っている友人を助けていて、彼女にメールの返事をする余裕がないことだってあります。
そんなとき「どうしてメールの1本もできないの?」相手の気持ちを思いやるより自分の要求を通すほうを優先しようとしたら、彼にうんざりされるのも当然。
彼女の言い分は「不安だから」。いったい何が不安なのでしょう? 彼の生死にかかわることならともかく、ほとんどは「自分以外の女性に彼をとられてしまうのでは」という心配ではないでしょうか。
彼をむやみに束縛するのは、最も「面倒な女」だと思われる行為です。束縛は相手を信用していない証拠。彼を愛するどころか傷つけているのです。
それでも「不安にさせるほうが悪い」と自己を正当化する人はいます。勝手に不安になっておきながら彼を責める彼女。そんな彼女のどこに彼は愛情を感じることができるというのでしょう。
彼女がいくら不安がったところで、彼の気持ちを引きとめることはできません。そのことに早く気づきましょう。
■理屈じゃない感情こそが恋愛
「私のどこが好き?」と知りたがる女性は多いと思います。しかし実際、こういうところとハッキリしている人がどのくらいいるのでしょう。目に見える長所だけでなく、相手の雰囲気や匂いや言葉にならない「存在感」すべてをひっくるめて好きになるのではないでしょうか。
ふたりの仲が順調なときはいいのですが、ちょっとしたいさかいから口論になってしまったとき、あるいはしばらく会えなくてさびしいと思ったとき、ふと「私は彼にとって必要な存在なのか」疑問に抱いてしまうのはよくあること。
しかし「仕事と私、どっちが大事?」「私なんて必要じゃないんでしょ」といきなり言われても、彼は返答に困るだけ。
「そんなことないよ」と答えたところで、彼女が納得しないのはわかっています。「必要だよ」と言っても彼女は満足しないでしょう。返答に困る彼の胸に残るのは「面倒な子だな」という感情のみ。
「好き」な気持ちに理屈なんてありません。ただの遊びなら歯の浮くような上辺だけの台詞も言えるかもしれませんが、本当に好きな彼女に対してはなおのこと、いい加減なことは言えないのが本音。
そんな男性心理を理解して、野暮な質問をしないのが賢い女性です。
一概に、何でも白黒はっきりつけたがるのは女性ならではの傾向。しかし人の心はもっと複雑です。
正論で片づけられないのが恋。簡単にわからないからこそ面白いのです。面倒な女になってしまわないためにも、もう少し恋を楽しむ心の余裕を持って。
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