古いロシアレンズも使ってみた
「INDUSTAR 50mm f3.5」ロシア製、M42マウント
RJ CAMERA「M42マウント用マウントアダプター」4,500円 このマウントアダプターを使って、M42マウントのレンズをデジカメに装着する
Cマウントの16mm映画用レンズの価格が、あまりにも高騰しているので、ちょっと安く手に入るM42マウントのロシア製レンズにも手を出して見ました。購入したのは76年製のインダスター50mm,f3.5。これだと1万円以下で入手できます。これも、とても小さいレンズですが、マウントアダプターが結構大きいので、カメラに付けると普通っぽいルックスになります。このレンズ、ライカのエルマー5cm,f3.5というレンズを元に、ライツ社の職人や工場を使って作ったものだそうで、実際、作りも丁寧で、かなり良く写ります。
M42用のマウントアダプターを使って、「INDUSTAR 50mm f3.5」を「E-P2」に装着しました。見た目、とても普通です
以下が作例です。
「INDUSTAR 50mm f3.5」で撮影。全体に赤の発色が良いので、赤っぽい夜景を撮ってみました
「INDUSTAR 50mm f3.5」で撮影。9000円で買ったのだけど価格の割にシャープな描写。でも色合いが丸いので不思議な感じ
このレンズを付けている時に人と会わなかったので人物写真はありません。ちょっと暖色系の色合いに写るのが特徴でしょうか。少しねっとりした、柔らかい質感は古いフィルム用レンズならではで、この写真らしさが、今の高解像度レンズと比べた時、やっぱりフィクションっぽくておもしろい。
次のページではなんと3Dも撮れるレンズを紹介します。