3D写真も撮れる
LOREO「3D Lens in a Cap 9005」$150 日本でも扱っているショップあり
ついでに、面白がって買った3D写真が撮れるレンズも紹介しておきます。LOREOの「3D Lens in a Cap 9005」という、このレンズは、付けるだけでカメラをステレオカメラにしてくれます。ルックスは間抜けで、カメラに付けると更にが間抜け度が増大するという(しかもカメラ本体よりデカイ)、扱いに困るレンズですが、絞りもf11~f22まで調整でき、ピントも合わせられます。
マウントもさまざまなタイプが用意されていて、レンズ交換式のカメラなら大体対応しています。普通に撮れば、それだけで立体写真が撮れてしまう手軽さは嬉しさは、このガイドサイトを見てくれてる人には分かってもらえるはず、というのは、ガイド納富の勘違いでしょうか(笑)。
LOREO「3D Lens in a Cap 9005」を「E-P2」に装着。かなり怪しいルックスになる
こんな写真が撮れます。
3Dは、斜めの被写体を撮ると、その立体具合がリアルに愉しめる気がする
前にモチーフ、いきなり奥まった背景、というのも3Dっぽい。
裸眼立体視が出来ないと、ちょっと見るのは面倒かも知れませんが、レンズには、簡易3Dビューワーが付属しているので、自分で見る分には大丈夫。iPadで見ると、サイズがちょうど良くて、かなりの迫力です。撮ってみて意外と面白かったのは奥に向かって斜めになっている被写体。無理のない立体感が3Dっぽさを強調します。ただ、本当にデカイので、持ち歩く気になれず、持ち歩いても取り出す気になれず、まだあまり使い込んでいません。
LOREO「Lens in a Cap PC」$21 日本でもかなり安価に購入可能
3Dレンズと同じLoreoのレンズで「レンズ・イン・ア・キャップ」という、何と言うか、カメラのレンズを外した所に装着するキャップにレンズを付けた、ほとんどピンホールレンズみたいな製品も持っていますが、これがまた特殊過ぎて、ほとんど使えていないので、ちょっとだけ。これ、レンズが可動するので、アオリ撮影ができるのです。ビルなんかを歪ませずに撮るアレですね。上下左右に動くので、かなりしっかりアオれそうなのですが、まだ試してません、スミマセン。
ガイド納富の「こだわりチェック」
という事で、画質に拘らない交換レンズ遊びは、遊びの範疇を超えて、最近はガイド納富の通常の写真環境になっています。トイカメラのように偶然に頼る事もなく、デジタル処理に凝る事もなく、光がレンズを通して変化する、その面白さが、ガイド納富にとっての写真撮影のようです。後は、その光を通して色んな人に出会う面白さでしょうか。今まで、例えば、桜の写真とか、イルミネーションの写真とか、そんな被写体に興味が薄かったのですが、これらのレンズがあれば、花見を一緒にしてる誰かとかなら、撮ってみたいと思うようになっています。
当然、撮影はピント合わせもマニュアルだし、ズームも無いのですが、露出は絞り優先AEが使えるし、本体に内蔵された手ぶれ補正機能のおかげで、スローシャッターでもキレイに撮る事が出来ます。さらに、映画用レンズでムービー撮影も出来ます。現代の技術と過去のレンズの名品の両方が揃って、楽しく遊べる、その感じもとても良いと思うのです。
【関連リンク】
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ガイド納富愛用のデジカメ、オリンパス「E-P2」のサイト
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香港RJ CAMERA社のマイクロフォーサーズ用マウントアダプターの購入はこちら
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LOREO社の製品は公式ページで日本からも注文出来ます
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古いレンズを駆使する人形作家石塚公昭氏のサイト
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中古レンズが豊富な銀座レモン社のサイト
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掘り出し物もある、中野フジヤカメラ
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ガイド納富愛用のスパイカメラ「ミノックス」の紹介記事
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ロシアのハーフサイズのトイカメラ「AGAT 18K」の紹介記事
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