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高速道路の“正しい”走り方(2ページ目)

大地震で被災した人に物資を運ぶためか、東北道のSAで取材してみたら、初めて高速道路に入った人もいました。当然ながら交通マナーを理解できていない様子。改めて高速道路の上手な走り方を紹介しよう。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

大型トラックの速度域は避ける


高速道路

料金所を抜けてしばらくは、どの車も高速道路の速度域までスピードを上げる区間だ。車線を変えての路肩への駐車は非常に危険な行為となる

また、大型トラックには速度リミッターが装着されているため、メーター読みで95~98km/hくらいしか出ない。したがってトラックよりホンの少し遅い95km/h程度で走ると、物資を運んでいる大型トラックにとってジャマな存在になってしまう。意識してこの速度域をズラすようにしたい。

さらに迷惑なのが大型トラックの速度より遅かったり速かったりを繰り返す運転。大型トラックからすると「せっかく抜いたと思ったら抜かれる」という繰り返しになる。ということで、高速道路の走行速度は80~90km/hか、100km/hを推奨しておく。迷ったら流れに乗って走ればよかろう。

夜間走行時はロービームを基本とする。茨城県警のみ「走行時はハイビーム」という指導を行っているため、常磐道を走るとハイビームの車両多い。高速道路は遠方までヘッドライトが到達するため、先行車にとってまぶしいたらないです。遠方であっても他の車両を発見したらロービームに切り替えを。

料金所のゲートを抜けたら、進路変更せず加速すること。目的地の確認などのため路肩に停車する人も見かけるが、これは違反。加えてETCゲートを高速で通過してくるドライバーもいる。目的地の確認はSAやPA、一般道へ出てから行おう。もちろん本線の路肩に停車することなど厳禁です。

目的のICを通り過ぎたら停止せず、次の出口まで走ってから出ること。高速道路は一般道と違うということを認識して欲しい。
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