お金を貯めるのに必要な「3つのお財布」
「使う・貯める・増やす」の3つのお財布の働きを理解しよう
お金を貯める目的は何でしょう。もちろん、子どもの教育費や、マイホームの購入など、ご家庭によって違うのは当たり前です。でも、大事なのは、日本は世界でも有数の長寿国。とくに女性は長生きで、平均寿命は86歳。つまり、子育てが終わってからより、まだまだママたちの人生は長いのです。
お金を貯めるゴールは、大学入学資金や、マイホームの頭金だけでなく、長い人生の最後までお金が途絶えないようにすること!というのを覚えておいてください。そのために、お金の貯め方を覚えておきましょう。
お金は「使うお財布」「貯めるお財布」「増やすお財布」の3つのお財布で貯めましょう。以下で具体的に説明します。
日々の暮らしに必要なお金 「使うお財布」
「使うお財布」は、生活用のお金を入れるお財布です。銀行の総合口座がいいでしょう。定期預金をセットしておけば、残高不足でクレジットカードの引き落としや大事な保険の引き落としができない……というピンチを救ってくれます。このお財布に入れる金の目安は、生活費の3~6ヶ月分がいいでしょう。
使うお財布:銀行の普通預金、総合口座定期預金
5年以内に使うお金はここへ 「貯めるお財布」
5年以内に使うお金を入れておきます。車の買い換え資金、賃貸物件の更新料、マイホームの頭金など使うことが決まっているお金を入れるお財布です。必ず必要になるお金なので、使わないように確実に貯めることが大事です。1つ目のお財布の総合口座にセットされている定期預金だと、ついつい使ってしまいがち。別の定期預金口座を用意するといいでしょう。
少しお金が貯まると、「これを使ってもっと増やせないかな」と考える人もいるでしょうが、3つ目のお財布が満たされるまでは、我慢です。なぜなら、生活費のお金や、使う予定のあるお金が使いたいときに減ってしまっては困りますから。
貯めるお財布:定期預金、積み立て定期預金、MRF、個人向け国債
>> 2つ目のお財布まで貯まったら、次はいよいよ3つ目のお財布の登場です