東北道は宇都宮まで一般開放
東北道方面は宇都宮まで一般車に開放されている(3月22日午前中時点)。ここから国道4号線を北上しなければならないが、幸い道路事情良好。片側2車線バイパス区間多く、郡山や福島なら東京から余裕の日帰り圏。東京から福島市の往復で8時間見ておけば十分だと思う。(追記:24日より東北道は全面再開。一般車両も問題なく通行できるようになった)
ちなみに被災地へ物資を運ぶ車両は緊急車両用の許可証が取れる。地元の警察に申請書(書式は特になし。社判捺印が必要。手書き不可。緊急車両だと高速道路料金は免除になる)を提出すると、その場で交付されます。復興に大量の物資を必要とすることを政府も理解したのだろう。東北道方面に関しては、22日から大型トラックであれば許可証無しで宇都宮以北に行けます。
距離は郡山市往復で450km程度。福島市だと600km近くになる。足の長いクルマか、前回の記事で紹介した予備タンクの携行をすすめたい。ガソリン事情は新聞やネットなどで最新情報を入手すること。プリウスのように足の長いクルマ(満タンで800km以上走れます)なら心強い。
「交通量の少ない道」ではパンクに注意
言うまでもなく被災地は平時じゃない。トラブルを起こしたら迷惑になるだけ。最も注意すべきがパンク。通行量の少ない道に入るやパンクの原因になる異物が急増する。阪神淡路地震の時も皆さんパンクで悩まされた。ということで必ず出発前にスペアタイヤの確認をしてほしい。
その場合、単にスペアタイヤが搭載されているかだけでなく、ホイールナットを緩める工具の確認や(アルイミホイールなどは車載工具じゃ合わないことも多い)、スペアタイヤの空気圧チェックもしておくこと。以上、ガソリン事情の好転を待ち、被災地の現状、移動ルートの状況などを正しく把握した上で、というのが条件です。