申し込みできると思ったのに、適応外な場合
苦難を乗り越えて、無事卒業を手にしよう。まずは自分が使えるかどうか、調べたり、学校に相談したりと行動してみよう
家計の急変に対応してくれる奨学金ですが、申し込みができないケース、申し込めても貸与期間が限られるケースがあります。
これまでに奨学金を借りたことのある人は、申し込むことができない場合や借りられる期間が制限される場合があります。また、外国籍の人は学校に相談する必要があります。学力基準、家計基準はどうなっている?
これら緊急・応急の奨学金にも学力・家計基準が設けられています。緊急採用の学力基準は以下のいずれかに該当することが必要です。
- 大学等における学業成績が、平均水準以上である
- 特定の分野において特に優れた資質・能力を有する
- 大学等における学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがある
- その他特別の理由により、緊急採用の対象とすることが必要であると学校長が特に認める者
- 家計急変の事由が生じたことによりその後1年間の家計が収入基準額の範囲内になることが確実である者
- 家計急変の事由により、申込者の属する世帯の年間の支出額が著しく増大した場合、又は年間の収入額が著しく減少した場合
- その他家計急変の事由により、緊急採用が必要と特に認める者
- 今後とも家計急変の事由が生じたことによる経済困難が継続すると見込まれる者
- 学力及び家計を総合的に判断し学校長が緊急に奨学金を必要と認める者
学業を継続したい人はあきらめることはない
今の時代、親の失業などはあり得ることですし、不慮の事故で家計が急変することも予測できません。またここ数年、災害が多く発生していますから、いつどのような事態が起こるか予測できません。予測しえない事態が起きても、学ぶことを続けたい意思のある学生を助ける方法があります。様々に情報を収集し、あきらめることなく志を継続することができる方法があることを、知っていてほしいと思います。
今回の奨学金の詳細については、日本学生支援機構のページを参照ください。