年齢別・持ち物リスト<乳児~2歳未満の幼児>
■オムツ・おしり拭き月齢にあったサイズの紙質のよいオムツは、日本製品にかぎります。機内持ち込み用の鞄には、空路・陸路の移動予定時間分を。航空会社へ預けるスーツケース等のなかには滞在分を、やや多めに持参するようにします。廃棄用のビニール袋やウェットタイプのおしり拭きも同様です。
■粉ミルク・ほ乳瓶・離乳食(ベビーフード)
粉ミルクは、そのたびごとに計量しなくて済むよう、ある程度、綺麗な袋かカップに小分けして持参します。液体物の機内持ち込みは、保安検査が必要です。検査官へと知らせましょう。離乳食は未開封の瓶製品やレトルトなどを持参するとき、気をつけなくてはいけないのが、入国における食品の持ち込み制限です。例えばオーストラリアは検疫が厳しく、すべての食品持ち込みに申告が必要で、ビーフエキス類や卵を使用したものはフリーズドライなどであっても持ち込みはできないと心得てください。また機内では、予約時の事前リクエストで、ベビーミールをお願いできる航空会社もあります。
■ベビーカー・チャイルドシート
ベビーカー(ベビーバギー)は航空会社や使用機材によって若干取扱が異なりますが、基本的に、折り畳み式でも座席上部の棚に入らない大型タイプのベビーカーは、すべて受託手荷物として預けなくてはなりません。壊れやすいので、専用カバーなどで保護することをおすすめします。自前のチャイルドシートもサイズによっては機内へ持ち込めず、預けることになりますから、航空会社へ確認を。
■帽子や日傘、タオルケット類
肌の弱い赤ちゃんに直射日光は危険です。日焼け止めクリームなどは、かえって肌に負担をかける場合もあるので、帽子や日傘、タオルケットなどを用意します。
■スリングや抱っこバンド
海外の一部の地域では、おんぶ姿を珍しがられます。スリングや抱っこバンドを用意するようにしましょう。
ちなみに、ベビーカーにはS字型のフックを。また、海外では安くてお洒落なバギーも販売されているので、安全性の高いものを選んで現地調達するのもよいでしょう。
次のページでは、2歳以上のお子さんの場合の持ち物リストを。