海外旅行の準備・最新情報/海外家族旅行

子連れ旅行の持ち物・便利グッズ(2ページ目)

小さいお子さんを連れての海外旅行は、とかく荷物がかさばりがち。子供の手を引き、ときには抱っこしての移動が多いだけに、手荷物はコンパクトに、スーツケースにはいざというときのお役立ちグッズを一通り用意しておくことです。子連れ旅行の持ち物・便利グッズを特集します。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

年齢別・持ち物リスト<乳児~2歳未満の幼児> 

オムツ・おしり拭き
月齢にあったサイズの紙質のよいオムツは、日本製品にかぎります。機内持ち込み用の鞄には、空路・陸路の移動予定時間分を。航空会社へ預けるスーツケース等のなかには滞在分を、やや多めに持参するようにします。廃棄用のビニール袋やウェットタイプのおしり拭きも同様です。

粉ミルク・ほ乳瓶・離乳食(ベビーフード)
ベビースプーン

後期離乳食には使い慣れたベビースプーンを持参

粉ミルクは、そのたびごとに計量しなくて済むよう、ある程度、綺麗な袋かカップに小分けして持参します。液体物の機内持ち込みは、保安検査が必要です。検査官へと知らせましょう。離乳食は未開封の瓶製品やレトルトなどを持参するとき、気をつけなくてはいけないのが、入国における食品の持ち込み制限です。例えばオーストラリアは検疫が厳しく、すべての食品持ち込みに申告が必要で、ビーフエキス類や卵を使用したものはフリーズドライなどであっても持ち込みはできないと心得てください。また機内では、予約時の事前リクエストで、ベビーミールをお願いできる航空会社もあります。

ベビーカー・チャイルドシート
ベビーカー(ベビーバギー)は航空会社や使用機材によって若干取扱が異なりますが、基本的に、折り畳み式でも座席上部の棚に入らない大型タイプのベビーカーは、すべて受託手荷物として預けなくてはなりません。壊れやすいので、専用カバーなどで保護することをおすすめします。自前のチャイルドシートもサイズによっては機内へ持ち込めず、預けることになりますから、航空会社へ確認を。

帽子や日傘、タオルケット類
肌の弱い赤ちゃんに直射日光は危険です。日焼け止めクリームなどは、かえって肌に負担をかける場合もあるので、帽子や日傘、タオルケットなどを用意します。

スリングや抱っこバンド
海外の一部の地域では、おんぶ姿を珍しがられます。スリングや抱っこバンドを用意するようにしましょう。

ちなみに、ベビーカーにはS字型のフックを。また、海外では安くてお洒落なバギーも販売されているので、安全性の高いものを選んで現地調達するのもよいでしょう。

次のページでは、2歳以上のお子さんの場合の持ち物リストを。
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