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4月1日からの高速道路料金、どうなる?(2ページ目)

4月1日から始まる予定の高速道路料金の概要が発表された。最も大きな変更点は「平日2000円走り放題」の導入である。現在、1000円走り放題となっている土日祝日の交通の流れを見ると、朝夜を中心に激しい渋滞となっています。トラックの運行や定時到着率に支障をきたすほど。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

エコカー以外は“現状維持”?

高速道路料金

今の制度では、割引はETC搭載車限定だが、新たな制度では、平日に限ってはETC非搭載者も割引の対象


中型車以上のトラックについては走り放題の料金設定無し。ただ、通行量が少ない区間を中心に夜間の通行料を無料にする。通行する区間と時間帯によっては通行料金の大幅な削減も可能。このあたりは無料化区間や夜間無料化区間の情報をキッチリ集めて欲しい。

短距離利用や走行時間帯の割引などは従来取り。ETC利用者に対する東京や大阪圏の大都市料金も残すという。例えば休日の昼間に練馬から群馬県の前橋まで行くと1600円(平日の同じ時間だと2300円)。練馬から東松山までの600円が大都市料金として上乗せになるためだ。

4月以降はどうか? 休日の1600円は変更無し。平日の2000円走り放題が始まっても2300円のまんま。東京や大阪圏に住んでいる人なら、140km以上利用しない限り2000円走り放題のメリットは受けられない。結論から書くと「エコカーを除き、あまり関係ないですね」。

都市高速は実質値上げ?


そうそう。首都高に代表される都市高速は来年あたりをメドに距離性を取り入れられる。首都高だと700円の均一料金が500~900円になる模様。現実問題として近距離の利用者など少ないだろうから、値上げということになる。デフレの世の中でよく値上げなど出来るもんだ。KYです。

さらに追記。エコカーの対象モデルは10・15モード燃費20km/L以上という事前情報も流れていたけれど、重量税などの「免税車」となり、ハイブリッドカーと電気自動車、クリーンディーゼル、プラグインハイブリッド、天然ガス車の3タイプに限定される公算大。
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