トヨタとレクサス、決定的な違いは?

レクサス・CT200h

レクサス初となるプレミアムコンパクトセグメントの「CT200h」。プリウスと同じハイブリッドシステムを備える


昨年10月にプロトタイプを紹介したレクサスCT200hが正式に発表された。プリウスと同じ1.8リッターのハイブリッドシステムを使っているものの、車体は大きく異なる。実際、ハンドルを握るとプリウスより明らかに上質。プリウスとCT200hで迷ったならどうしたらいいだろう?

まずプリウスとの最も大きな差だけれど、こらもう乗り心地に尽きる。プリウスに乗った人の多くが「ずいぶん揺すられますね」と感じるようだ。プリウスのリアサスペンション形式は「滑らかに動きにくい」という弱点を抱えており、さらに使われているショックアブソーバーも耐久性を重視した銘柄。

レクサス・CT200h

プリウスと最大の違いはズバリ「乗り心地」。プリウスをはるかに超える乗り心地は、「さすがレクサス」と言わざるを得ない



結果、長持ちするけれど安っぽい乗り心地になってしまった。トヨタ開発陣も十分認識しており、プリウスのワゴンはショックアブソーバーのメーカーを変えて対応。CT200hの場合「レクサスで売るなら徹底的に対応しないと厳しい」ということから、リアサスペンション形式まで変更している。

プリウスのオーナーがCT200hに乗ったら、皆さん「さすがレクサス。素晴らしい乗り心地ですね!」と思うことだろう。逆にCT200hのユーザーはプリウスに乗ると「やっぱしトヨタだね」。CT200hの乗り心地の質感、同じ価格帯の輸入車と比べても負けていない。

ちなみに『Fスポーツ』というスポーティグレードを選ぶと、プリウスと同じメーカーのショックアブソーバーになるためかイッキに安っぽいクルマに感じてしまうから不思議。私なら一瞬も迷うことなくFスポーツは候補から落とす。スポーティな走りを求めるなら輸入車をすすめておく。