明るくても眩しくない。最新LED照明

Modular[SPOCK]施工例

Modular社のLED照明「SPOCK」の施工例。


今回はまず、シンプルな器具が多いモデュラー社の中では少し異色の、最新のLED照明「SPOCK(スポック)」から。近未来的なオーディオを思わせる「SPOCK」の最大の特長は、角度を変えて回転もできる「光るCD」のような、今までにないデザインです。小さな粒状のLED光源は、外から直接見えないように円盤の中心部に巧みに隠されていて、光はリフレクターで反射され、半透明のカバーで拡散されてから、室内の自由な方向を照らす仕組みになっています。明るい照明器具なのに、あまり眩しさを感じないのは、このような光のコントロールが上手にできているからでしょう。

Modular[SPOCK]Wallタイプ

Modular社のLED照明「SPOCK」のWallタイプ。薄いフラットディスク部分が面で発光。359°回転するのでディスクの向きにより光を希望の場所に届けられる。

取付の自由度も特筆できます。壁に対して水平にも垂直にも取付けられる上に、天井付けも可能。これほど多くの取付け方が選べる照明器具は、そう滅多にはありません。

これまでにない形も合わせて、私たち建築家にとっても「どのように使ってみよう?」と想像力を掻き立ててくれるデザインです。



光る壁?光る天井!? 正体はリング型の埋込照明

Modular[Downut]施工例

Modular社の埋込型照明「Downut」施工例


次は、壁にも天井にも付けられる埋込照明「Downut(ドーナッツ)」。天井や壁の一部が「光るリング」になるという照明器具です。これも、今までありそうでなかった独創的な製品で、照明を単なる器具としてでなく、インテリアと一体に考えているモデュラーの姿勢が良くあらわれているデザインだと言えます。

Modular[Downut]

Modular社の埋込型照明「Downut」。 ドーナツ型が特徴的な埋込型の照明器具(画像は蛍光灯。LED仕様もあり)

まるで「光るリング」だけでできているかのように見える器具ですが、中心部分を回転させてカバーを簡単に取り外せるので、ランプ交換も簡単。光源には蛍光灯と長寿命のLEDがあり、LEDの場合はコントローラーを併せて使うと、「光るリング」の明るさを調整したり、色を変化させることもできます。デザイン性の高さだけでなく、実用性も考えられている照明器具で、居室だけでなく、廊下やトイレに使うのも良さそうですね。


今回最後にご紹介するのは、内側が金色に仕上げられたダウンライト「Lotis tubed」。例えばこの直付けダウンライトは、黒い円筒の内側に包まれた金色のリフレクターから、暖かみを帯びた光を部屋に広げます。「金色なんて少し派手?」と思われるかもしれませんが、実際の器具から受ける印象は、むしろ控えめで上品なもの。例えば寝室に使えば、プライベートで上質な雰囲気を演出してくれることでしょう。

Modular[Lotisシリーズ]Goldタイプ

Modular社のダウンライト「Lotis tubed」。内側がゴールド仕様になっている


いかがでしたか? 次回はいよいよ「モデュラーの照明」最終回です。究極のシステム照明「プロファイル」シリーズ、そして、実用性とオリジナリティにあふれるエクステリア向け照明たちを紹介します!
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