株式戦略マル秘レポート/川崎さちえの「暮らしのキラリ☆銘柄探し」

バレンタインで儲かるのはチョコ会社だけではない!?(2ページ目)

1月も終わりに近づくので、もうすぐ2月。2月のイベントといえばバレンタインです。ということは、チョコを扱う会社は儲かるのか?さらに、手作りチョコを考えると、その先にはまた違う会社が見えてくるのではないでしょうか。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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チョコ以外に売れる物は?

チョコケーキを作るためには、いくつかの材料が必要になる。

チョコケーキを作るためには、いくつかの材料が必要になる。

この時期に売れるのは何もチョコだけではない。そんなことを考えています。手作りチョコに代表されるように、他の材料も消費されることになるのではないでしょうか。たとえばチョコケーキを作る場合には小麦粉が必要になるし、バターや生クリームだって使います。さらに細かくいえば砂糖やココアも。

1人が作るチョコケーキの数は少ないので材料も少ないのは確かですが、数が多くなれば結果として使う材料も多くなります。もちろん手作りだけではなくて、専門店が作る場合でも同じ。バレンタインシーズンに大量にチョコケーキを作るのであれば、やはりここに占める材料の割合もアップするのではないかと思うのです。

具体的な企業は? 

小麦粉の場合に圧倒的な強さを見せるのが日清製粉(日清製粉グループ本社)です。業界2位は日本製粉。中堅では鳥越製粉があります。バターや生クリームは雪印乳業森永乳業がメジャーな会社でしょうか。

スーパーなどではバレンタインブースを作って、そこに行けばバレンタイン関係の商品はすべてそろうようにしています。売り手の工夫もあって、この時期に売上が伸びる物はチョコだけではないし、せっかくの一大イベントなのだからそれに便乗して企業の利益が上げればいいと思うのです。

ちなみに、手作りチョコを考えるのであれば、クックパッドも関連銘柄かもしれません。どうやって作るんだろう?と思う人はきっと多いはず。

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