エスプレッソに新しい風! 充実の食空間 

原宿~代々木~千駄ヶ谷トライアングルの一角、カフェ増加中の北参道エリア。

原宿~代々木~千駄ヶ谷トライアングルの一角、カフェ増加中の北参道エリア。

北参道の静かな路地で、10坪ほどの空間に可能性を凝縮したカフェ、LIFE kitasando(ライフ北参道)に出会いました。

無駄な飾りのないシンプルな外観からは店内に驚きのメニューが待ち受けているとは想像できませんが、扉を開けてみればそこは、一軒のカフェの枠を超えてひろがっていこうとするさまざまなアイディアの宝庫だったのです。

カウンターの中で立ち働くのは、人々の日常生活に溶けこむカフェづくりをめざすオーナーの田中美奈子さんと、ESPRESSO MANAGERの片倉康博さんの二人。
LIFEは「食後のコーヒーをおいしく飲んでもらうための食事と空間」をコンセプトに、四季おりおりの豊かな食材を用いた料理と、日本の食文化に合うエスプレッソを提案しています。
この日のランチは海老と長野産きのこのピラフ。

この日のランチ(800円)は海老と長野産きのこのピラフ。新鮮な無農薬野菜がたっぷり使われています。

まず、個性の光るエスプレッソからご紹介しましょう。
「日本では食後の飲みものに砂糖を加えるのを嫌いますよね」と片倉さんは語ります。はい、たしかに私もいつもブラックです。
「それは日本食の中にすでに砂糖やみりんなど、大量の糖分が含まれているため。だから食後のデザートには甘さ控えめのさっぱりした味を好み、コーヒーをブラックで飲むのだと思います」

なるほど! 自分でも和食を調理するとき、レシピにみりんや砂糖がひんぱんに登場することに気づいていたのですが、その食文化こそが日本を「世界で一番スイーツが甘くない国」にしていたのですね。

そして驚かされたのが、エスプレッソに季節のジャムを入れて飲むという片倉さんの提案。紅茶なら聞いたことがありますが、まさかエスプレッソにジャムとは…?!