重ねて見るのがポイント
それぞれの通貨の過去の動きをチェックしたら、今度は重ねてみるのも大切なポイントです。複数の通貨の動きを重ねてみると、相性の良い組み合わせが見えてきますし、経済指標と重ねてみると、将来の為替レートを考えるための材料にもなります。表計算ソフトで自作することもできますが手間がかかるので、先にご紹介したマネー情報サイトなどの比較機能を利用すると便利です。
<複数の通貨を重ねてみると…>
上の期間でみると、ユーロとオーストラリアドルの動きは比較的似ているので、組み合わせの相性はあまりよくない
- <株価と重ねてみると…>
2005年ごろ以降、円安時に株高、円高時に株安の傾向が見られる
金利はフェデラル・ファンド・レート誘導目標。2000年代前半は金利に遅れてドル/円レートが動く傾向、後半は高金利時に(円安)ドル高、低金利時に(円高)ドル安傾向といえそう
その他の通貨の為替レートが知りたい場合は、チャートはありませんがMSN マネーの「為替計算機」やロイターの「通貨換算」などが役立ちます。