より濃く・より高級に
寒い季節に紅茶というと、ミルクティーやティーオレがよく飲まれるかと思います。昔からミルクティーはたくさん出ていますが、最近の定番は280gのミルク感たっぷりのティーオレでしょうか。そして、缶入り紅茶飲料最近のヒット商品が、2010年2月に発売された、キリンビバレッジ『午後の紅茶 エスプレッソティー』190g缶です。10月にリニューアルされ、『エスプレッソティー・ラテ』との2種類になりました。
このヒットに刺激され、競合商品を販売しているメーカーも、秋から190gのティーオレを販売しています。リプトン缶入り紅茶を販売しているサントリーフーズからは、10月に『リプトン ザ・プレミアム ミルクティー』が発売されました。紅茶専門店『リプトンティーハウス銀座』監修で開発し、コクの強いアッサム茶葉を加えているそうです。
アサヒ飲料からも10月に『ティオ 濃厚紅茶』が発売されました。茶葉にはリプトン同様、アッサム紅茶葉を使用し、独自の『ゴールデンドロップ抽出法』で抽出したうえ、独自技術で粉末化したセイロン紅茶のクラッシュ茶葉をそのまま加えているそうです。なお、ティオの特徴である『糖類ゼロ』はそのままです。
では、過去にも同じような品物があったのでしょうか。次のページからは、私のコレクションから190g缶のミルクティー、ティーオレを紹介したいと思います。