ネット生保が登場し、生保全体に占める保有契約件数はまだ1%に遠く及ばないものの、選択肢の一つとして徐々に認知されてきているようです。昨今は銀行でも保険加入できる他、共済にも生保と似たような保障商品が存在しています。また、金融ビッグバン以降、がん保険や医療保険を中心に特徴のある新商品が続々登場しています。加入経路や保険商品の増加によって選択肢は増えたものの、一方でどのように選んだらよいか悩むところです。
これからの保険選びでポイントになるのは、他の金融商品と同様に「理解できない商品には手を出さない」ことです。保険はもしもの時に確実に給付を受けることが大事だからです。ネットや通販形態は営業を介さないので自己責任でパンフレットや約款等の内容を理解する必要があります。それが難しい人は、信頼して相談できる専門家(保険募集人や保険に詳しいFP等)を傍に確保しておくと良いでしょう。
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