自分にあった電子マネーは何枚持てばいいのか
電子マネーが便利だからといってどれをもっても有効に使えるというわけではありません。繰り返しになりますが、自分にあったものを選ぶようにすべきでしょう。例えば、電車に乗らないのにスイカをもっても意味がありませんし、いかないスーパーの電子マネーをもってもしようがありません。宝の持ち腐れになります。詳しくは「電子マネーはライフスタイル別にもつようにしよう」の記事でご覧ください。しかし、その前提として、何枚の電子マネーをもてばいいのかとなると、これも悩みです。私は、クレジットカードについては、「2枚に絞って、2枚で使え」といっています。電子マネーはクレジットカードほど神経質になることはないでしょうが、「3枚で使え」というようにしています。
スマートフォン時代に備えておサイフケータイ対応にしましょう
交通系1枚、買い物系1枚、さらにポストペイの1枚を加えて、合計3枚で使うようにすれば、暮らし全般をカバーできてベストです。とくにポストペイを加えたのは今後のことを考えてです。今はカード型の電子マネーが全盛ですが、これからはフェリカに代わってNFCという新しいICチップの規格が登場します。それはケータイに収納して使われますから、ケータイが中心になりそうです。それを考えると、ポストペイも加えておくべきだと思うのです。ポストペイの場合、ケータイを活用するタイプが多いのですが、そのアプリをケータイにダウンロードする時に、スイカやエディといった交通系、買い物系のアプリも一緒に入れてください。世の中はカードからケータイ、スマートフォンに大きくシフトしはじめました。それと共に、スマートフォンの中に決済に便利なアプリや機能が次々に追加されそうです。今から世の中の流れに合わせて準備しておくのも大切なことです。