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名古屋の紅葉名所2018!見頃時期・ライトアップ情報も

木々が豊かな名古屋は、秋の深まりとともに街の中もあでやかに色づきます。観光名所で有名な「名古屋城」や、ライトアップが行われる「徳川園」など、名古屋観光と合わせて立ち寄りやすい市内の紅葉スポットを紹介!見ごろ時期や、おすすめ撮影ポイントもお伝えします。

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

2018年名古屋の紅葉は11月中旬から12月上旬が見頃!

名古屋 紅葉 おすすめ 見頃

秋の名古屋観光では紅葉も楽しみたい

木々が豊かな名古屋は、秋の深まりとともに街の中もあでやかに色づきます。2018年の見ごろは11月中旬から12月上旬。名古屋観光と合わせて立ち寄りやすい、市内の紅葉スポットを紹介します!
 

おすすめ紅葉スポット1.名古屋城 
天守閣+もみじの隠れビューポイントも

名古屋城は、木々も豊かで秋の深まりとともに城内や周辺が色づきます。城内は、もみじがさほど多くないため、燃えるような艶やかさはあまりないのですが、それでも写真映えするビューポイントがいくつか見つかります。
紅葉

城内東側に位置する二之丸庭園。園内にある二の丸茶亭では、名古屋の名店の茶席菓子を抹茶とともに味わえる(540円)

ひとつは天守閣の東側にあたる二の丸庭園。二の丸茶庭の周りには早くから色づく紅葉もあり、一服しながら秋のムードを満喫できます。

天守閣周辺には、派手な紅葉はあまり見かけられないのですが、穴場が天守閣正面を抜けてお堀沿いに進んだ御深井丸のあたり。ここは、城内でほぼ唯一、紅葉ごしに天守閣を望めるビューポイントです。現在、木造復元に向けて天守閣へは入城が禁止され、石垣には大規模な足場が組まれていますが、ここならちょうど足場が隠れ、天守閣の荘厳な姿を仰ぎ見ることができます。
名古屋城・紅葉

天守閣を北側から望むとこんな紅葉との見事なコラボが

城内の紅葉は限られていますが、その分、城の周りをイチョウをはじめとした美しく色づく樹木が数多く取り囲んでいます。そのアプローチを含めて、秋本番をお楽しみください。

<DATA>
■名古屋城
・住所:名古屋市中区本丸1-1
・アクセス:地下鉄市役所下車徒歩5分、メーグルで名古屋駅から23分
・TEL:052-231-1700
・開館時間:9:00~16:30(天守閣入場は16:00まで)
・定休日:年末年始のみ
・ホームページ:名古屋城HP
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おすすめ紅葉スポット2.徳川園
11月下旬のライトアップが人気

徳川園

紅葉ごしに龍仙湖を望む

尾張徳川家の庭園・邸宅の跡地を活かした広大な日本庭園、徳川園。隣接する徳川美術館と合わせて訪れたい、歴史スポットです。

園内には100種以上の花木が植えられ、四季を通して自然の美しさを堪能できます。もみじも多く、11月下旬には燃えるような紅葉が見る者を圧倒します。
徳川園

園内右手の大曽根の滝一帯。静謐とした雰囲気も魅力

秋の紅葉祭は恒例の人気企画。夜間開園もあり、多くの人でにぎわいます。2018年は「錦を纏う 徳川園紅葉祭」と銘打ち、11月23(金・祝)~25日(日)、30日(金)~12月2日(日)の6日間にわたって、20時30分まで開園し、ライトアップした幻想的な紅葉の風景を楽しめます。
徳川園

11月23~25日、30~12月2日の6日間は夜8時半まで夜間開園する

他にも、期間中には筝曲演奏会、生け花展、ナゴヤカブキなどを開催。紅葉と合わせて、名古屋の伝統文化を楽しめます。

■徳川園
・住所:名古屋市東区徳川町1001
・TEL:052-935-8988 
・開園時間:9:30~17:30(上記期間は20:30まで)
・定休日:月曜日(祝日のときは直後の祝日でない日)、年末年始
・料金:一般(高校生以上)300円
・ホームページ:徳川園HP
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【関連ガイド記事】
「徳川園」
 

おすすめ紅葉スポット3.東山動植物園 
紅葉狩りは植物園エリアまで足を伸ばして

動物園として日本有数のスケールを誇る東山動植物園。市街地にありながら森に囲まれた自然豊かなロケーションにあり、市民の憩いの場としても親しまれています。
東山動植物園

モノレールから見る園内の紅葉は壮観

園内には紅葉する樹木だけで500本以上。市内屈指の紅葉の名所としても知られます。

動物園の正門付近から左手の小山は、比較的早い時期から紅・黄に色づくので、11月中旬ともなれば紅葉狩りのムードが高まってきます。モノレールに乗ると、紅葉の間をぬって空中散策を楽しめます。

しかし、紅葉を愛でるのならやはり植物園エリアです。植物園内には紅葉する樹木だけで500本以上。東山動植物園はあまりにも広いので、子供連れやカップルは動物園エリアだけ回って満足してしまうケースが多いのですが、これを機会に是非とも園の奥にあたる植物園にも足を伸ばしてみましょう。
紅葉

世界遺産・市から和合の合掌造りの家。昭和31年、ダムに沈んでしまった集落より移築されたもの

いち早く紅葉真っ盛りとなるのは奥池周辺。日当たりのよい木だと11月中旬ですでに真っ赤に紅葉します。合掌造りの家や水車もあり日本情緒たっぷりなので、紅葉狩りにはうってつけ。このエリアを通る道は紅葉並木となっていて、11月下旬には美しい五色もみじが見ごろを迎えます。
紅葉

ライトアップ時は奥池に映る逆さもみじが絶景

2018年11月16日(金)~12月2日(日)は季節イベント「もみじ狩り」を開催。うち16・18日、22~25日の7日間は紅葉ライトアップを開催し、植物園エリアの一部を20時30分まで延長開園します。
紅葉

五色のもじみのトンネルはお薦めスポット


<DATA>
■東山動植物園
・住所:名古屋市千種区東山元町3-70
・TEL:052-782-2111
・アクセス:電車=地下鉄東山公園駅から徒歩3分 クルマ=東名高速道路名古屋ICから約15分
・開園時間:9:00~16:50(上記もみじ狩り期間中は植物園の一部エリアのみ20:30まで)
・休園:月曜日(祝祭日の場合はその翌平日) ※12月29日~1月1日
・入園料:大人500円、中学生以下無料
・ホームページ:東山動植物園HP
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おすすめ紅葉スポット4.白鳥庭園
モミジ・ツツジなどが1500本。11月下旬にはライトアップも

白鳥庭園は市内きっての紅葉の名所。3・7haの広大な池泉廻遊式庭園です。ユニークなのは中部地方の地形をモチーフとしているところ。築山は御嶽山、そこから流れる川は木曽川、川が流れ込む池は伊勢湾がモデルとなっていて、源流から大海までの“水の物語”がテーマとなっています。
白鳥庭園

開放感いっぱいの広大な庭園

モミジ、ツツジなど木々の本数は約1500本。園内全体が鮮やかに色づきます。名古屋市内とは思えないほど、木々に囲まれて散策できるので、存分に紅葉狩りの醍醐味を堪能できます。
白鳥庭園

茶会もできる汐入亭の汐入の庭。園内の中でも屈指の風情豊かな紅葉ポイント

こちらも毎年恒例のライトアップがあり、2018年は11月23日(金・祝)~12月9日(日) (※月曜は休園)。夜9時まで開園しているので、夜の紅葉狩りをお楽しみください。
白鳥庭園

11月23日~12月9日はライトアップがあり、夜9時まで開園する


<DATA>
■白鳥庭園
・住所:名古屋市熱田区熱田西町2-5
・TEL:052-681-8928
・アクセス:地下鉄神宮西駅より徒歩10分
・開園時間:9:00~17:00(上記「あかりアート」期間中は21:00まで)
・休園日:月曜(祝日の場合は直後の休日でない日) ※12月29日~1月3日
・料金:大人300円(中学生以下無料)
・ホームページ:白鳥庭園HP
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おすすめ紅葉スポット5.揚輝荘
建築ファン必見の歴史ある別荘

揚輝荘(ようきそう)は名古屋の人気スポット、覚王山の一画にある昭和初期築の郊外別荘。松坂屋の初代社長・伊藤次郎左衛門祐民(すけたみ)によって大正後期から昭和初期に作られました。最盛期には1万坪もの広大な庭園の中に30棟以上の建造物が点在しました。2007年から一般公開され、歴史的建造物としても市民の憩いの場としても親しまれています。
揚輝荘

近代建築の父と呼ばれる鈴木禎次が設計した昭和4年築の伴華楼(ばんがろう)

最盛期には1万坪もの敷地に30以上の建造物が建てられました。うろこ壁の煙突と市松模様の壁の組み合わせがユニークな伴華楼(ばんがろう)、べんがら色の壁が映える元迎賓館の聴松閣(ちょうしょうかく)など、見どころは尽きません。
揚輝荘

修学院離宮の千歳橋を模したといわれる白雲橋

豊富な樹々が色づく中で、これらの建物がより存在感を増す錦秋は絶好の散策シーズン。11月25日に北園では「紅葉を楽しむ会」が開催され、音楽コンサートやお茶会などが行われます。また、南園ではセミナー「名古屋のB級グルメ・鬼まんじゅう研究」が開催されます。

<DATA>
■揚輝荘
・住所:名古屋市千種区法王町2-5-21
・アクセス:地下鉄東山線覚王山駅より徒歩10分
・TEL:052-759-4450
・開園時間:9:30~16:30
・休園:月曜(祝日の場合は開園。直後の平日休園) ※12月29日~1月3日
・観覧料:大人300円(高校生以上) ※聴松閣観覧料
・ホームページ:揚輝荘HP
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