保育園・保育所/ワーキングマザーの時短テク

vol.2 働く母は、いつ、どこで買い物する?(2ページ目)

昼間は仕事、夜は育児。ワーキングマザーの毎日は、時間との闘いです。急な残業で焦って保育園にお迎えに行き、家に帰ったら冷蔵庫の中身が空っぽ……なんて、シャレにもなりません! お腹が空いて泣きわめく子どもを連れて買い物に行く時の地獄たるや、恐ろしすぎて考えられない。忙しくても、ちゃんと食事は摂りたい、摂らせたい! みんな、どんな風に買い物しているのでしょう?

猪熊 弘子

執筆者:猪熊 弘子

子育てガイド

まとめ買い→冷凍で乗り切る「週末買い出し派」

スーパーで買い物

買い物はちょっとしたストレス解消に。週末買い出しもおすすめ

実は、超忙しいワーキングマザー自認する私ですが、買い物は意外にも宅配派ではなく、「週末買い出し派」です。というのも、買い物そのものが楽しみで、ストレス解消にもなるから。大きなスーパーでゴロゴロとカートを曳きながら、美味しそうな食材を選ぶのは、至極の楽しみ。家族と週末にドライブに行けば、その先で必ずスーパーに立ち寄ります。海のもの、山のもの、それぞれ地域のものが安く売られていて、意外な楽しみがあります。ときどき行く海のある町のスーパーで、太刀魚を1匹まるごと買ったことも! 産地に行けば値段も安いので、気軽に新しい味にチャレンジすることもできます。

私は、普段は、土日のいずれかに、近隣の大きなスーパーへ車で行き、1週間分の食材を買ってきます。野菜、肉、魚、卵は毎週使う量がほぼ決まっていますので、7日分を考えて購入。週末には冷蔵庫がガラガラになるのが理想です。

まとめ買いをしたら、そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、一手間かけるとその後の1週間が楽になります。たとえば、野菜類は茹でてしまう。肉や魚はパックから出し、料理別に下味を付けて冷凍。特に、ブロック肉に塩をすり込んでおく「塩豚」は何にでも使える定番中の定番で、必ず作っておきます。ほかに、ネギなどの薬味はみじん切りにして冷凍。バターなども1回分ずつ(約10グラム)に切ってしまっておくと、使う際に便利です。「まとめ買い」だけでなく、この「一手間」こそが、1週間を楽に乗り切るための基本。

もちろん、疲れて元気がないときにはなかなかカンペキにはできませんが、少しだけでもやっておくと、その週の楽さが違ってきますよ。
 

商店街を利用しよう

スーパーだと1か所で買い物が済んで便利ですが、ときには商店街に行ってお店の人とお話しながら買い物をするのも、楽しみのひとつです。商店街に子どもを連れて行けば、子どもの顔を覚えてもらって、声をかけてもらえるし、地域のいろんな話しも聞けて、面白いものです。お総菜だって、目の前でその人が作ったとわかれば、安心ですよね。

ちなみに、ガイドの家の近くの商店街では、魚屋さんが魚介類を使ったお総菜やお寿司を売っています。これがなかなか美味しくて、適量で、便利。忙しい時には利用することもあります。商店街は、帰りが遅くなると閉まってしまうこともあるのがネックですから、毎日そこで買おうと思わなくてもいいのでは。ただ、たまに早く帰れた時には商店街を通っていこう、くらいの感覚で利用したらいいと思います。

いろいろ組み合わせてチャレンジしているうちに、自分と家族にとってベストの買い物方法がわかってくると思いますよ!


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