iPhone/iPhoneの基本

iPhoneの選び方

2011年12月現在、iPhone 4とiPhone 4Sの2種類のiPhoneが発売されている。自分の使おうとする目的に応じて賢く選ぶのがいいだろう。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

iPhoneはキャリアと容量と本体カラーで選ぶ

「iPhone」と一口にいっても、実はいくつかの種類が存在する。自分の使おうとする目的に応じて賢く選ぶのがいいだろう。

2011年12月現在、大きく分けてiPhone 4SとiPhone4の2種類のiPhoneが発売されている。iPhone 4Sは、64GB、32GB、16GBの3つのメモリーサイズがあり、iPhone 4は32GB、16GB、8GBという、こちらも3つのメモリーサイズがある。

ソフトバンクは両モデルを取り扱っているが、auは最新モデルであるiPhone 4Sしか扱っていない。いずれのiPhoneも本体カラーにはブラックとホワイトが存在する。
iPhone 4とiPhone 4Sの主な仕様の比較(画像クリックで拡大)

iPhone 4とiPhone 4Sの主な仕様の比較(画像クリックで拡大)



おすすめはiPhone 4S 64GBモデル

オススメは新モデルとなるiPhone 4S、64GBモデルだ。見た目のデザインはiPhone 4と違いはないが、チップセットに「A5」と呼ばれるデュアルコアチップを搭載。サクサクと操作できるのが特長だ。カメラも8メガピクセルと高性能化され、連続シャッターも俊敏に撮れるようになっている。カメラの画素が上がり、映画などの動画コンテンツも配信されているため、おサイフに余裕があるのであれば、本体メモリの大きいモデルを買っておくと後悔がないだろう。

旧モデルとなるiPhone 4もデザイン的には新モデルと全く同じであり、いまでも現役としてばりばり使えるスペックではある。一部店頭で「一括0円」といったような在庫処分的に購入できるのであれば魅力的ではあるが、今後、アプリも進化し、デュアルコアであったほうが快適に使えるという状況が増えてくるようになると、やはり新機種を買っておいた方が、のちのち長く使えるというメリットがある。割り切って使う気なら、在庫処分を狙って破格値でiPhone4を買うか、将来を見越すならiPhone 4Sという買い方がいいだろう。

気になるのが、iPhoneの次世代モデルの存在。おそらく2012年夏には、後継機種が発表、発売されてもおかしくない。iPhone 4からiPhone 4Sはマイナーチェンジだっただけに、次世代モデルはかなりのデザイン変更、フルモデルチェンジをしてくる可能性はあるだろう。夏を待たずに今買うか、それとも夏までとりあえず待つか、というのはとても悩ましい選択と言える。


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