リフォーム費用/悩み・目的別リフォーム価格実例

備えあれば家族も嬉しいバリアフリーリフォームの費用(2ページ目)

自分や家族が介護を必要とするときに備えて、我が家をバリアフリーにリフォームしたいと考えている方が増えてきています。今回はバリアフリーのリフォームにおいてよく採用されるケースについて、ポイントと概算費用をご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド


使いやすい引き戸へのリフォームは10万円から

引き戸

段差が少なく、開けたままでもドアが邪魔にならない引き戸は、バリアフリーにも効果的です。(画像提供:トステム株式会社

普段何気なく使っている開き戸も、バリアフリーということを考えると断然引き戸が便利とされています。開口部が広く取れるため、車いすや介助付きでの通行がしやすいことに加え、扉を開ける際に必要となるデッドスペースも少なく済むため、バリアフリーということでなくても住まい手にとって利便性が非常に高いといえます。

ドア枠の状態や、段差をどのようにリフォームで解消するかによって工事内容は異なりますが、間口700~800mm程度の概算の工事費用は1箇所あたり10万~15万円です。最近では比較的後付けで工事しやすい吊り引き戸タイプも普及してきているので、工事費を抑えてリフォームすることも可能になっています。

【開き戸から引き戸へのリフォーム概算費用】 10万~15万円
※間口700~800mm程度の室内ドアを想定。

バリアフリーなユニットバスにするなら60万~100万円前後

ユニットバス

ほとんどのユニットバスは、バリアフリー性能を標準装備しており、家族全員が使いやすい浴室になっています。(画像提供:株式会社INAX

一日の疲れを癒す場所のはずの浴室。しかし、出入り口の開口部が狭かったり、段差が大きかったり、そして挙句の果てに浴槽のまたぎ高さが不適切であれば、介護が必要な方にとって浴室は非常に危険な空間になってしまいます。

「すのこ」や「マット」などを使用して、ある程度段差を解消することも可能ですが、介護される方だけでなく一緒に暮らす家族にとっても快適性の高いユニットバスは、バリアフリーリフォームの中でもよく用いられます。

既設浴室の寸法によって採用できるユニットバスのサイズは限られますが、0.75坪タイプ(1216サイズなど)では、工事費込みでおよそ60万~100万円程度です。この他に、浴室暖房乾燥機を一緒に設置することで(プラス15万~20万円程度)、寒い冬などに多く見受けられる居室と浴室の寒暖差による「ヒートショック現象」を最小限度に抑えることができ、室温のバリアフリーリフォームも可能になるのです。

【バリアフリー仕様ユニットバスへのリフォーム概算費用】 60万~100万円
※0.75坪(1216サイズ)を想定。工事費用込み。

どうせリフォームするならバリアフリーを基本に

バリアフリーリフォームと一口に言っても、介護を必要とする人だけが助かるのではなく、介助する方の負担を軽くすることもでき、そして何よりも家族全員が当たり前に暮らすことができるという点では、家族同士の障壁(バリア)も取り除く(フリー)ということになるのではないでしょうか。家族みんなが嬉しいリフォームにするために、バリアフリーをもっと真剣に考えてみてください。


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