がん予防の鉄則とは?

がん予防の鉄則
がんに限らず、あらゆる病気について、予防はどんな治療よりも勝ります。しかし、予防には王道はありませんが、鉄則はあります。
「攻撃は最大の防御」という格言がありますが、がんに対しても、治療法という防御方法がどんなに進歩しても、予防法の重要性が揺らぐことはありません。

とはいえ、「○○さえあれば安心!」とか、「△△さえあれば大丈夫!」というお手軽なものは、残念ながらありません。言ってみれば、「がん予防に王道なし」と言えるでしょう。では、「がん予防の鉄則」とは何でしょうか?

がん発生のメカニズムは、細胞のミスコピーであると考えることができます。ミスコピーの原因は、細胞の情報である遺伝子の読み間違いであり、その読み間違いの原因は遺伝子の損傷にあると考えられています。

遺伝子は、活性酸素や発がん性物質など様々なもので損傷されます。しかし、それらを修復する機能も、私達の体は持っています。さらには、ミスコピーされたがん細胞を、自分自身の免疫系細胞でやっつけてしまう仕組みもあります。

こういったことを考えると、「がん予防の鉄則」は次の3つに集約されます。


「体に良くない」ことは止める

「体に良くない」ことは止める。

私達は、本能的に、そして、言い伝えとして、色々な「体に良くない」ことを知っています。意外なようですが、これらの多くは、がん予防の観点からも意義深いものです。

私達は、本能的に、そして、言い伝えとして、「体に良くない」ことを知っています。怒りっぽい友人に、「あんまり怒ると、体に良くないよ」とアドバイスをした経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。怒るというのは、交感神経の過緊張状態を招き、活性酸素を多量に発生させると考えられます。過労や寝不足も、「体に良くない」と言われますが、同様に交感神経の過緊張を招くものです。

また、タバコやお酒についても、喫煙者や大酒家の多くは、「体に良くない」ということはご存知です。怒りっぽいことにしても、タバコやお酒にしても、なかなか長年の習慣は変えづらいものですが、このような「体に良くない」ということを、まずは、一つでも、止めていくことが重要です。