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犬のフィラリア症、ノミ、ダニの予防と対策

ノミ、ダニ、フィラリア。病気予防という観点から、犬にとっては特に気をつけたい寄生虫です。そもそも、これらはどんな寄生虫で、どんな病気や症状と関係するのでしょうか? また、害虫の駆除(取り方)・予防・対策や治療法についても解説します。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

ノミ、ダニ、フィラリア。ほんの小さな虫が犬にとっては大打撃を与える病気につながることがあります。環境の変化から冬場でもその姿を目にすることがあり、なかなか気を抜くことはできません。何より予防が大事となりますが、そのためには、まずどんな相手なのかを知っておくことも必要でしょう。


犬や人を悩ませるのは、実は多くがネコノミ?

ノミ

時に病気に関連することもあるノミ。予防には心がけたいもの。


4000万年以上前のものと考えられる化石の中から、その姿が発見されたこともあるというほど古代から生き延びてきているノミ。その種類は千単位にものぼるそうですが、宿主となる動物に合わせて形態を発達させ、イヌノミやネコノミ、毛を掻き分ける器官を持たないヒトノミなど、いろいろなノミが存在します。昨今、犬や私たち人間を悩ませるノミの多くが、いろいろな動物に寄生することができるネコノミと言われます。


ノミのライフサイクル

ここで、ノミがどう成長するのか、そのライフサイクルを少し見てみましょう。
  • 成虫/2~4週間
    宿主に寄生すると48時間ほどで交尾の後に牝は産卵。一生のほとんどを宿主の体で過ごしますが、その間に産み落とす卵の数は1日で20~50個とされ、一生に換算すると200~400個と多量です。宿主の体から離れると、わずか数日でその生涯を閉じてしまいます。
     
  • /2~5日
    卵の大きさは直径0.5mm程度で楕円形。2~5日で孵化しますが、それには高い温度環境が必要です。宿主が動いたりする度に卵が振り落とされるので、ノミがいることが疑われる場合には、こまめな掃除を心がけることも必要です。
     
  • 幼虫/7~14日
    成長するごとに、その大きさは2mm~4mmとなり、白い蛆虫(うじむし)のような感じで、成虫の糞やゴミなどの有機物から栄養を得ています。暗い場所を好み、2回の脱皮を経て、さなぎへと変身します。
     
  • さなぎ/約10日
    カイコのように白い糸を吐いて繭を作り、その中で成虫になるのを待っている状態で、このまま50週前後生きることができ、宿主が吐く二酸化炭素や熱、振動などをきっかけに目覚め、羽化、成虫となります。この間の繭は殺虫剤に対しても抵抗力が高いようです。

ノミはこんな環境を好む

ノミにとって生活しやすい場所とは、以下のようなもの。
  • 気温18℃以上、湿度60~85%程度の環境をもっとも好む。
  • 暗くて、適度な温度と湿気のある場所。たとえば、犬用ベッドの中や下、布団の中、枕の裏、カーペットの下、ソファーの隙間、家具の後ろなど。

ノミが関係する病気

ただ痒いだけでは終わらないのがノミです。場合によっては以下のような病気と関連することがあります。

ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの唾液に含まれているハプテン(血が固まるのを防ぐ効果がある)という物質がアレルゲンとなり、アレルギー症状が出る。主に背中から腰にかけて、また、耳や股の周りなどに赤いブツブツができて痒がる。効果の高い駆除・予防剤が出回るようになり、以前に比べてその発生は少しずつ減少しているとは言われるが、注意したい皮膚炎の1つ。

瓜実条虫(さなだ虫)
「人と動物との共通感染症」の1つ。ノミが中間宿主になっていることがあり、幼虫の時に瓜実条虫の卵を食べることで感染力をもつようになる。そうしたノミを誤って口に入れてしまうことで、犬も人も感染する。ノミを駆除する際に潰してしまった時には、手をよく洗うように。

貧血
ノミが吸う血の量はわずかであるものの、多数のノミに寄生された場合、特に子犬では注意が必要。

細菌の二次感染
ノミにくわれたところを?きこわすことで炎症を起こし、そこから細菌が侵入しやすくなる。
 

ノミの予防・駆除と対策

犬が体を痒がる、口先で体の一部をカプカプしているというような時は、被毛や皮膚をチェックしてみてください。赤黒いツブツブが見つかったら、それはノミの糞かもしれません。濡れたティッシュの上に置いて、赤く滲んできたならその可能性大です。ノミ自体が見つかった時は、瓜実条虫の心配もあるので、潰さずにガムテープの中に包み込む、熱湯を入れた桶の中に落とすなどして処理したほうがより安全でしょう。

前述のように、ノミは普段の掃除の手が行き届かないような場所に潜むことが多いですし、犬の体についたノミは退治できたとしても、卵やさなぎが周囲にあれば、それが孵化してまた犬につくということになってしまうので、ノミの痕跡が見つかった時にはこまめにお掃除を心がけましょう。また、同居犬や猫がいる場合には、そのコたちにもノミがついていると考えられますから、全頭のノミ対策が必要です。

ノミの駆除・予防剤としては、主に以下のようなものがあります。

  • スポットオンタイプ(首の後ろに薬剤を滴下する)
  • スプレータイプ
  • チュアブルや錠剤タイプ
  • 注射
  • 首輪タイプ             など

ノミだけではなく、ダニまたはダニ&フィラリア、さらに回虫のような他の寄生虫の駆除予防も同時にできるものなどいくつか種類があり、そういった混合型駆除・予防剤が主流となっています。しかし、いくつも同時に駆除・予防できるのは便利ではあるが、安全性の面で不安があるという考え方もあり、そのような場合は、たとえばノミ&ダニ、そしてフィラリアはフィラリアというように分けて駆除・予防するのがいいでしょう。

現在、もっとも一般的なのは、おそらくスポットオンタイプ、もしくはチュアブルのようなタイプだと思います。スプレータイプは体全体にスプレーしてしまうと、犬が薬剤を舐めてしまうことも考えられますし、首輪タイプのものは多頭飼いの場合や、犬同士が遊んだりしている時に、間違って口に咥えてしまう可能性もあります。

犬が好む味のついたチュアブルのようなタイプであっても、食べない、または食べてもその後に吐き出してしまうという犬もおり、それぞれの薬剤に特徴および一長一短もあるので、自分の愛犬の状況に合うものを選ぶのがよろしいかと思いますが、詳しくは動物病院でご相談ください。

なお、薬剤には、「動物用医薬品」と「動物用医薬部外品」とがあり、前者は基本的に動物病院での処方が必要となるのに対し、後者は量販店やドラッグストアなどで手軽に購入できますが、効能・効果が認められた成分は入ってはいるものの、どちらかというと予防といった感じで(*1)、自ずと効力には差が出てくると考えられます。

また、薬剤にあまり頼りたくない、自然派志向でいきたいというのであるならば、ノミやダニ、蚊などの虫除け効果のあるゼラニウムやレモングラス、ユーカリ・ラディアタ、ミルラなどのアロマを使用するのも1つの方法です。しかし、駆除という点においては、やはり弱いと言わざるを得ないでしょう。


犬の命を奪うこともあるマダニ

犬の足

マダニが潜むのは山間部や草原など自然豊かな場所ばかりでなく、草むらや公園、土手、田んぼのあぜ道などにも:(c)daj/amanaimages


ダニと一口に言っても、犬に関係するものを例に挙げるとマダニ、ヒゼンダニ、ニキビダニ(別名、毛包虫)、ツメダニ、ツツガムシなど、ノミ同様多種があり、それらのダニが与える健康被害もそれぞれで、ひとまとめに説明するにはページ数も必要なため、ここでは代表的なマダニを中心にお話を進めていきたいと思います。


マダニのライフサイクル

まずは、マダニのライフサイクルについて。
  • 成ダニ
    マダニは寄生する宿主となる動物がやって来るのを草むらや藪のようなところでじっと待ち伏せをしています。宿主の熱や二酸化炭素、振動などを感じ取って活動を起こし、寄生。ノミほどには宿主を選ばす、いろいろな動物に寄生します。寄生後、1~2週間ほど宿主の血を吸い続け、その後、体から離れて産卵の準備へ。
     

  • 繁殖には適度な気温と湿度が必要で、自然環境に左右される部分があるため、地域的な異常発生が見られることもあります。
     
  • 幼ダニ
    卵からかえった幼ダニは宿主に寄生して、3~4日血を吸った後に体から離れ、1週間ほどで脱皮をし、若ダニへと成長します。
     
  • 若ダニ
    若ダニに成長することで脚が8本に(実はクモに近い仲間)。宿主に寄生し、4~5日血を吸い続けた後、体から離れ、1週間ほどで脱皮をして成ダニへと成長。このように、寄生→吸血→落下→脱皮を繰り返しながらマダニは成長していきます。

マダニが寄生しやすい場所

マダニにつかれやすい場所

特にマダニがつきやすい場所、また見逃しがちな場所は念入りにチェックを:(c)TAKASHI HAGIHARA/a.collectionRF/amanaimages


マダニが犬についた場合、好みがちな寄生場所というのがあります。被毛が少ない、または薄い場所に寄生しやすいようで、特に以下のようなところは念入りにチェックをするとともに、普段意外に見逃しがちな足の裏や指の間も念の為にチェックしておいたほうがいいでしょう。
  • 目の周り
  • 耳および耳の周り
  • 口の周り
  • 脇腹や胸
  • お尻の周り       など

ダニが関連する病気

ここではマダニ以外のダニも含め、ダニが関連する病気をいくつか挙げておきます。

バベシア症
(マダニ/フタトゲチマダニ、ヤマトマダニ、ツリガネチマダニなど)
マダニは、赤血球に寄生して、赤血球を破壊してしまうバベシア原虫の中間宿主になることがある。以前は関西以西で見られることが多い病気だったが、昨今では以東の地域でも感染例がある。

ライム病
(シュルチェマダニ)
国内においては、本州中部から北海道にかけて生息するシュルチェマダニがボレリアという病原体を媒介することがある。「人と動物との共通感染症」の1つで、犬では関節痛や発熱などが見られるが、人でも関節痛や頭痛、神経症状などが見られる。

ヘモバルトネラ症
(クリイロコイタマダニ)
このダニが赤血球の表面に寄生して溶結性の貧血を引き起こす菌を媒介することがある。

アトピー性皮膚炎
(ダニおよびダニの排泄物や死骸など)
免疫機能がダニやカビなどに対して過剰に反応してしまうことによる。遺伝的な要素もあり、シー・ズーやラブラドール・レトリーバーなどアトピーになりやすいとされる犬種もある。

疥癬症
(ヒゼンダニ)
ダニが皮膚にトンネルを掘って寄生。ダニの唾液や排泄物などの刺激によって、顔や耳の縁、腹部、肘、足先などに激しい痒みを感じ、皮膚が分厚くなったり、脱毛したりする。

アカラス(毛包虫症、ニキビダニ症)
(ニキビダニ、別名:毛包虫)
本来は犬の皮膚に普通に棲みついているダニ。健康であれば問題ないものが、免疫力の低下、不適切な食事、遺伝的背景、ステロイド剤の長期投与などがきっかけとなって異常繁殖してしまうことがある。

ツメダニ症
(ツメダニ)
ツメダニが皮膚に寄生することによって、激しい痒みが生じる。人にも感染することがある。

貧血
(多数のダニ)
ノミ同様、多数のダニに寄生されると貧血を起こすこともある。
 

マダニの予防と対策

かつては山間部に多いと思われていたマダニですが、昨今では環境の変化からか、それ以外の地域でも見られるようになっています。自然豊かな場所の他、近所であっても草むらや藪、土手、公園、芝生、田んぼのあぜ道などマダニが潜んでいる可能性はあります。春~秋にかけては活動が活発なシーズンなので、アウトドアや旅行に出かけた時はもちろん、日々のグルーミングの際には皮膚のチェックも忘れませんように。

マダニは血を吸うと小豆大くらいの大きさになり、一見してイボかな?ゴミかな?と思うこともあります。皮膚にとり付いたばかりならいいのですが、すでに血を吸っている場合は、無理に引き抜くことはやめましょう。マダニの口先が皮膚の中に残ってしまい、そこから炎症を起こしたりすることがあるので、市販のダニ取り用ピンセットを使用する、アルコールでマダニを弱らせるなどしてから駆除することをお勧めします。その際、自分もマダニに咬まれないようにご注意を。自分で取るのが難しい、寄生数が多いという場合は、動物病院で処置してもらってください。

 

マダニの駆除・予防剤についてはノミの項で述べたように、スポットオンタイプやチュアブルタイプ、錠剤タイプなどがあり、ノミまたはノミ&フィラリアも同時に駆除予防できるような混合型の駆除・予防剤があります。

マダニのエサは動物の血液で、吸血する際に他の怖い病気を感染させることがあります。犬ではバベシア症がよく知られていますが、最悪、死に至ることがありますし、人では日本国内において重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という新しい感染症が2013年に確認されており(患者は2012年秋に死亡)、以降、毎年60人前後の患者が出ているそうです(*2)。

厚生労働省のSFTSについての説明によると、「現時点においては稀ですが、SFTSウィルスに感染し、発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウィルスに感染することも否定できません」としています。犬や猫などの動物は多くが症状を示さない不顕性感染と考えられているものの、SFTSウィルスに感染し、発症した犬や猫の報告はあり、国内での野生動物や犬、猫などでの調査では、犬約1800頭に対し、0~15%程度で抗体が検出されたとのこと。抗体があるということは、それまでにSFTSウィルスをもつマダニに咬まれ、同ウィルスに感染したことがあるということになります(*2)。

<追記:8月末、SFTSによって死亡していた患者が、同ウィルスに感染していたと思われる野良猫に咬まれたことで感染した疑いが強いと、厚生労働省からの発表があったことが報道されました>

いずれにしてもマダニは犬にとっても人にとっても怖い存在。犬のみならず、人であってもマダニがいそうな場所へ行く時には長袖長ズボンを着用してなるべく肌の露出を少なくする(明るい色のほうがマダニにつかれた時に目立つ)、虫除けスプレーを使用する、帰宅したら服や体をチェックするなどしてお気をつけください。

また、自宅の庭にマダニが発生するというケースもあります。その場合には、マダニがつきそうな草類はすべて刈り取って処分する、状況によっては土も焼却するなどの対処が必要となるでしょう。


蚊が媒介するフィラリア症(犬糸状虫症)

蚊

蚊の体内にミクロフィラリアが取り込まれることで、感染力をもつ幼虫へと成長する。


フィラリアというのは、太さが0.5~1mm程度、長さが17~28cm程度の白っぽくて、まるで素麺のような形状をした寄生虫のことです。蚊がこれを媒介することにより犬やネコ、稀ですが時には人にも感染することがあります。成虫になったフィラリアが心臓や肺動脈に寄生することで、軽い咳から始まり、腹水、胸水、肝臓・腎臓・肺などの機能不全、貧血、血尿、呼吸困難、失神などの症状を示すようになります。放置しておくと命の危険がある重篤な病気です。かつてはフィラリアが原因で命を落とす犬も多かったですが、現在では予防薬もできたおかげで、予防さえしっかりすれば防げる病気となりました。


フィラリアのライフサイクル

フィラリアのライフサイクルを見てみましょう。
  • 成虫
    すでに心臓や肺動脈に寄生しているフィラリア成虫の牝がミクロフィラリアと呼ばれる子虫を産みます。
     
  • ミクロフィラリア
    ミクロフィラリアは血流に乗って宿主(この場合、犬とします)の体の中を移動。この時期に蚊が感染犬を吸血することでミクロフィラリアは蚊の体内に移動します。
     
  • 幼虫
    ミクロフィラリアは蚊の体内で成長と脱皮を繰り返し、感染力をもつ幼虫へと成長。この蚊が他の犬を吸血する際に幼虫が蚊の口先からその犬の体内へ侵入し、その後、皮下組織や筋肉などで約2~3ヶ月をかけて成長し続けます。
     
  • 成虫
    約6~7ヶ月かけて成虫となったフィラリアは心臓や肺動脈に寄生し、ミクロフィラリアを産める状態となります。ちなみに、フィラリア成虫の寿命は5~6年と言われています。

フィラリアの予防対策

フィラリア症の予防としては何より蚊に刺されないことが一番ですが、予防薬を使うのが最も効果的でしょう。その予防薬には以下のようなタイプがあります。
  • 錠剤、チュアブルなど経口的に与えるタイプ 
  • スポットオンタイプ 
  • 注射
この中でもっとも一般的なのは月に1回投与する錠剤やチュアブルといったタイプでしょう。ここでは予防薬という言葉を使いましたが、蚊に刺されたことによりフィラリアに感染しても幼虫がまだそれほど成長していないうちに、すばわち心臓に到達する前に駆除をしてしまうという形なので、駆除薬と言ったほうが適格かもしれません。月に1回ずつ薬を飲むことで、その間に感染したかもしれないフィラリアをやっつけてしまうわけです。

予防薬の投与を始める前には、フィラリアに感染していないか血液検査をし、クリアであれば、投与を始めることになりますが、薬の与え方には1つ注意点があります。それは、蚊がいなくなってからも、さらに1ヶ月は薬を飲ませること。上記のように1ヶ月の間に感染したかもしれないフィラリアを退治する必要があるためです。これを忘れてしまうと、それまで予防してきた意味がなくなってしまいます。

注射の場合も予防を始める前には血液検査が必要となりますが、体重が増加していく成長期にあたる子犬には使用できないとなっているので、他の予防法を選択することになります。
 
なお、コリーやシェットランド・シープドッグ、ボーダー・コリーなどの犬種では、フィラリア予防薬として使用される薬剤のうち、イベルメクチン系に対して感受性が高いことが知られています。これらの犬種は、薬物や異物が脳に入らないよう防ぐ役目を担う血液脳関門の働きが遺伝的に弱い傾向にあるため、中毒症状を起こしやすいと言われているのです。

これに対して、イベルメクチンの濃度が問題であり、フィラリア予防薬の場合はその濃度が低いので、中毒を起こす心配はあまりないと説明する獣医師も多くいます。しかし、その一方で、少しでも心配があるのであれば、これらの犬種にはイベルメクチン系の薬剤は使用しないという獣医師もおり、また、使用したくない、使用しないという飼い主さんも多くいます。

ちなみに、ガイドの愛犬はシェルティーですが、イベルメクチンのものは使用しませんでした。これらの犬種と暮らす飼い主さんとしては考えどころでしょう。心配であれば、納得のいくまで動物病院で相談なさることをお勧めします。


以上、小さな虫でも大事をもたらすこともあるので、予防を心がけ、愛犬の健康を守ってあげましょう!


参考文献:
(*1)公益社団法人日本動物用医薬品協会ホームページ
(*2)重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について/厚生労働省ホームページ
(*3)NIID国立感染症研究所ホームページ
(*4)主要症状を基礎にした犬の臨床/デーリィマン社  他

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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