離婚で悩んだときに確認したい10のこと
離婚するかどうかで悩んだときに、ひとつの目安になるのが次の10項目。チェックしてみてひとつでも該当しないものがあれば、離婚することを今は思いとどまったほうがいいかもしれません。そのくらい、十分に考えて考えすぎることはないのが離婚というものなのです。□ひとりで生活をしていくには体が資本。健康に自信がありますか?
□半年先くらいまでの生活費の蓄えはありますか?
□蓄えがあっても収入がなければダメ。自力で生活費を捻出できますか?
□民間の賃貸物件や公営住宅、実家など住む場所を確保できますか?
□親が近くに住んでいて、あなたに協力してもらえますか?
□親身になって相談に乗ってもらえる友人はいますか?
□世間一般から見れば、離婚はマイナス。中傷などに耐えられますか?
□ひとりぼっちでいることや孤独と寂しさに耐えられますか?
□ひとり親の子どもにさせる覚悟はありますか?
□家事と仕事をしながら、ひとりで子どもを育てられますか?
離婚を決意するタイミングはいつ?
離婚を決めるタイミングは大切。後悔する前に、まずは初心に帰ってゆっくり考えてみましょう |
「親や親戚が知ったらショックだろうな」「子どもが不憫で……」「友人には、どんなふうに話せばいいだろう」こんなふうに、離婚を考えたときに周りの人のことが頭に浮かぶときは、まだ離婚を決意するときではないと思ってください。そこからさらに悩んで苦しんで、「このままでは、自分がかわいそう……」と、思いが自分に向いたとき、それが離婚を決めるタイミングです。
なぜなら、さんざん悩み抜いたあなたのことをいちばん理解しているのは、自分自身だから。「もう十分、涙がかれるほど泣いたじゃない、やれることは全部やって、がんばったはず。この先もずっと悩み続ける人生なんて、幸せっていえるかしら? だったら、次に私がするべきことはなに?」と思えた瞬間、離婚への勇気やエネルギーがわいてくるのです。
また、熟慮の末に、これまでの見栄やプライドを捨てて“元のサヤにおさまる”という選択をしたとしても、それはそれで立派な決断です。いずれにしても、「どうして離婚を考えることになったのか」という現実を自分自身でしっかりと受けとめること。さらに、「どうしたら私は幸せになれるだろう?」と次の段階への意識へ集中ができれば、おのずと幸せの決断が「離婚」または「修復」という形となってあらわられるでしょう。
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