雑貨/生活雑貨・デザイン雑貨

スーヴニール・ボールペン

海外旅行でみんなにまとめて買うお土産に、ボールペンは手軽なアイテム。どんな場所にも”ザ・オミヤゲ”なボールペンが存在します。今回はそんなすこ~しダメアイテムをお届けします。

江澤 香織

執筆者:江澤 香織

雑貨ガイド

* * * Zakka de Petit Voyage
ザッカ・ド・プチ・ボヤージュ * * *

スーヴニール・ボールペン


ボールペンといえど、それぞれに思い出あり。


今回より、こんなシリーズを始めてみました。 旅で見つけたいいもの、変わったものたち。 旅といっても遠くだけではなく、近所のお散歩まで含めて(いいよね)。 偶然迷い込んでしまった路地裏や、明かりにつられて吸い寄せられたお店、 そういうところで、思いがけない物や人に出会うとワクワクして、 その日はなんとなくいい気分。 そんな嬉しいプチ・サプライズ(小確幸ともいう)をご紹介したいと思います。

第1回は、旅といえばお土産、スーヴニール。 私にとってスーヴニールといえばまずボールペン。昔っからの定番という気がします。

小さな頃、海外旅行のお土産といえば、とりあえずボールペンをもらう。 ハワイとかグアムとか、ヤシの木の絵なんかが描かれた南国ボールペン。 シンガポールのお土産という、モザイクのように鏡が埋め込まれたごっついボールペン。 そして水の中で船やバスがすうっと動くやつ。 先の方でネジのように回さないとペン先が出てこないので、 すごーく使いにくいんだけど、あの妙に色あせたチャチっぽさが気に入っていて (スノードームに通じるキッチュさ)、ペンケースのいろどり用(?授業中のヒマつぶしにもね。)にいつも入っておりました。



大人になって自分でも外国へ行くようになって、またいろんなボールペンが増えてきて・・・。 写真で紹介してるのは、まずニューヨークの自由の女神。いかにもスーヴニールって感じ。 でも実はまだ、自由の女神のいるリバティ島には行ったことがないのです。 なぜか行こうと決めた日は、いつも船が欠行していて、マンハッタンの先端のバッテリー公園から うらめしく眺めていただけ。そんな怨念がこもったせいか(?!)、 数本買ったボールペンのうち、女神の持ってるタイマツ部分が、帰ってくるまでに何本か折れてしまいました。



次はノストラダムスのボールペン。水の中でノストラダムスの顔がつつーっと動く、 不気味なボールペン。ノストラダムス博物館にて購入。南フランスにあります。 これはもうネタとして笑いをとるためにだけ買ったもの。流れていく顔がシュール。 写真はちょっと見えにくいかな? ここの博物館、ノストラダムスの蝋人形がそこかしこに現れて、突然喋りだしたりする、 かなりホラーな博物館でした。薄暗くて人もまばら。



最後はちょっとおしゃれめ。パリ―ロンドンを海底トンネルで結ぶ、 夢の超高速列車ユーロスターのお土産。車体のマークが付いてます。ワーテルローの駅にて購入。 でも実は買ったのは私じゃない。ロンドンからパリへ戻るとき、 駅の土産屋で見つけはしたものの、イギリスの持ち金がたった1セント足りずに泣く泣く買えなかったシロモノ。 後日ロンドンへ行った友達に無理やり頼んで買ってきてもらったのでした。 よく考えればパリにも売ってたかもしれないけど。

まだ海外へ行ったこともなかった学生の頃、いろんな国の筆記用具を集めて、 ペンケースの中で世界旅行を楽しんでいたこと、ちょっと思い出しました。

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