古いビルの階段を上がっていくと、扉の向こうに静かな空間が・・・
茅場町といえば経済の発信地。ビジネスマンには馴染みの場所でも、 仕事じゃなければそうそう訪れないなあ、と眼中にはなかったエリアでした。しかし、よーく地図とにらめっこしてみると、日本橋、人形町などうまいもん(ありそう)エリアに囲まれているではないですか! 実はツウな大人が訪れる場所かも。調べるほどに匂うんですよね。 そんな一角に本屋をオープンする! と宣言した彼に 出会ったのは、ゴールデンウィークの頃でした。 その後あっという間にオープンのお知らせ。5月末にはオープニングパーティーが開かれ、気づけば3ヶ月が過ぎていました。
茅場町の駅から3番出口を出て、徒歩3分もかからない場所です。 橋のすぐ手前の道を右に曲がり、川沿いに面した古く趣きある建物へ。 ひんやりとした薄暗い階段を3階まで上ります。 廊下のすぐ右側に黒い扉があり、控えめに店名が記されています。細くくり抜かれたガラス窓を覗くと、 しっとりと落ち着いた中の様子が少ーし伺えました。