自転車の洗礼!といっても北京の街は今じゃ車が主流。
しかし、骨董市の周りはこんな風に積みあがっておりました。
2008年にオリンピックを控えた躍動の北京。 大型ビルがどんどん立ち並び、街はとにかく建設ラッシュ! 中国本土は今回2度目の上陸でしたが、観光はさておき、 またしても自分のライフワークである、市場めぐりを決行してきました。 おかげで天安門は夜中に横を通り過ぎたのみ。 今回の前編では、北京で一番巨大な骨董市の様子をお届けします。
派手な入り口。建物は結構新しいので、なかなかきれいです。
さて、北京の有名な骨董市といえば、潘家園旧貨市場(読めないけどパンジャーユェン・ジャーシーチャン、というらしい)。 主に土日に開催する巨大市場です。その昔は自然発生した青空市だったそうですが、 たくさんの露天商が次々に物品を広げるので、屋根が設営されたとか(2001年秋、まだ新しいですね)。 北京は地下鉄もあるけれど、ここは離れているのでタクシーで。 最も賑わうのは午前中なので、早起きして向かうことをおすすめします。
あらゆるものがひしめく巨大市場
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細々したものも多いので、よーく目を凝らして! |
さて、本腰入れて見てみると、入り口入ってすぐは「玉」のコーナーがえんえんと続きます。 中国人にとって玉は魔よけだったり、健康にも良いと思われているそうです。 アクセサリーやお守りのようなものが、魚とか鳥とか様々な形に彫られて、ずらずらと並んでいました。 さらにその先へ進んでいくと、ジャンクだか骨董だか偽物だか、いろんなものがどっさり。陶器などの生活用品だったり、昔のお金や青銅や、石の銅像やら茶器やら、 一応ジャンル別に分けられているようだけれど、実際はごちゃまぜ状態。
小さな店がごっちゃり。ひとつひとつ見ていたらキリがありません。
なぜかひょうたんがいっぱい。縁起物?!
右は割れた陶器ばっかり。カケラでも価値があるのかな?
嘘だろー!と思いつつ、中国のスケールのでかさに妙に納得。3000年はアリなんですね。 そう、この国は万里の長城を創った始皇帝の国、中国大陸でしたよ。恐れ入りました! (しかしこの骨董市、偽物は普通に多いらしいので、あまり本気にはならないように)。
左の真ん中、白いぴらぴらしたものが曰くの3000年の皿。うーん・・・。
右は石像軍団。兵馬俑のミニチュアみたいなものがやけに多く売ってます。
さてお皿の行方は?骨董市はまだまだ続きます