畑の脇にある、右端のちっこい建物が目的地。
とある場所にて、古びたランプに目を奪われました。 見たことのない形と色。 傘の部分は鉄でできていて、マドレーヌかフィナンシェか、お菓子の型みたいな形です。 足は木製の糸巻きのような形。 アンティークにしては風変わりだなあ、と思っていたら、 古いパーツを組み合わせて作った、作家の作品だと聞きました。 そして、この作品を作っている人がギャラリーをやっていることも判明。 それは田畑の広がる、のんびりのどかな場所にありました。
手作りの看板は暗くなるとぼーっとあかりが灯る。
細い路地を抜けて、納屋のような建物の扉へ。
到着してみたものの、ここでいいのか、ちょっとためらいます。 知らなかったら、農作業小屋だと思ったことでしょう。 看板といっても、 不思議なガラクタを組み合わせて作っていて、 作品を観たことがない人だったら、これが看板だと理解できないかもしれません。 うーん、やっているのかいないのか。 外は全く人気はないし、しーんと静かな田園風景だし、 だいたい本当にここがギャラリーなのだろうか? きつねにつままれたような気分になりながら、恐る恐る扉を開けます。
実験室?アトリエ?映画のシーンのような世界
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