民藝館は、川沿いの美観地区に位置しています。
JRの倉敷駅から歩くこと10分くらい、 倉敷川沿いに立ち並ぶ、白壁黒瓦のお屋敷や土蔵群。 この辺りは倉敷美観地区と呼ばれ、江戸時代さながらの景観を残しています。 柳の並木が心地よく、ぶらぶらと散歩するだけでも楽しいところ。 昼間はたくさんの観光客が訪れる、賑やかな地域です。 この川沿いの一角に、倉敷民藝館があります。 江戸時代後期の米倉を改装した建物で、石畳の中庭のようになったスペースを 3棟がぐるりとコの字型に囲んでいます。建物自体が民芸品のひとつといってもよく、 改装を行った建築家の浦邊鎮太郎氏によると 「上品でお姫様のような建物」だそうな。 うーん、期待が高まってきました。さっそく中へ入ってみることにします。
普段の暮らしを豊かにする、工芸品が集まる
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