社会の核となる人間を育成する明星高校

明星高校

社会の核となる人間を育成する明星高校

1898年にフランスから派遣されたカトリック修道会「マリア会」の宣教師たちの手で創立された明星学園。以降112年、日本の各分野で活躍する多くの人材を輩出してきた。

同校の教育の根幹は、明朗で知性にあふれ、逆境にくじけず、社会の核となる人間、「明星紳士」の育成にある。そのため、権利と義務を理解させるために、キリスト教倫理観による道徳教育を重視し、神の愛の深さと正義のきびしさを知らしめる指導を実施。実社会での道徳やマナーを身に付けさそうと、常に生活指導がなされている。特別な指導ではなく、目上の者に対する言葉遣いや高校生らしい頭髪、整った身なり、そして出欠状況、遅刻の有無などを含めた生活態度など、人として身につけなければならない基本的な姿勢を指導している。

また、「家庭は最初で最後の教育の場である」という理念から、保護者会を年に5回開催し、常に学校と家庭の意思統一を実践。個別に家庭と連絡を取り合うことで、生徒一人ひとりを学校と二人三脚で育めるようにもしている。

国公立大学進学を可能にする密度の高いカリキュラム

2005年より設置された「ルミエール3カ年コース」の特徴は、3年間の学習で国公立大学への進学を可能にする密度の高いカリキュラムにある。入試の段階で、最難関理系国公立大学への進学を目指す「理系選抜クラス」と、2年進級時点で文系・理系を選択して難関国公立大学の進学を目指す「文理クラス」のどちらかを選び、出願する方式を採用。

特徴的な取り組みのひとつに「土曜セミナー」もある。高校では、土曜日は各自の進路目標に合った講座を自由に選択し、苦手教科の克服や高度な学力の修得を目指している。生徒一人ひとりが計画的に充実したものにしていくよう指導。ただし、高校からの入学者の場合、1年生の間は、英語・国語・数学・理科を中心とした「進度調整補講」を全員受講しなければならないので、実質的に「土曜セミナー」は2年生以降になる。

国公立大学進学を目指す生徒が大半だが、大学への合格はゴールではなく、社会の核になるためのスタートと考え、あらゆる機会を通じて人間性を育んでいる。その現れが、多彩な学校行事であり、活発なクラブ活動、そして、図書館をはじめとする恵まれた環境だ。伝統のカトリック男子校でまさに青春を謳歌した生徒には最適な高校である。

明星高校の大学進学実績

2010年度の主な実績としては、国公立大では、京大9名、大阪大16名、神戸大23名など。私立では、早稲田19名、慶應義塾13名、同志社107名、立命館147名、関西学院101名、関西118名などとなっている。

明星高校の入試傾向

入試科目は国・数・英・理・社。文理クラスは各50分、各100点の500点満点。理系選抜は数・英・理の得点を2倍、国・社各100点を足した800点満点で合否を決定する。面接は実施しない。文理クラスは50%くらい、理系選抜は65%くらいが合格最低点ラインとなっている。

明星高校の学費(2010年度)

  • 入学金 200000円
  • 授業料 588000円(年額)
  • 後援会費 40200円(年額)
  • 制定品(制服・制鞄等) 100000円(年額)
  • 初年度年間納入費用 928200円
※修学旅行積立金などは別途費用が必要
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。