イスタンブールの治安はどう?

アヤソフィア博物館

混み合う観光スポットではスリに要注意!

トルコ最大の観光地、イスタンブールには毎年多くの外国人ツーリストが訪れています。このため、こうした観光客を対象にした犯罪が多いのも事実。最近ではスルタンアフメットを始めとした観光地区に多くの警察官が配備されるようになり、以前より客引きや声かけの数が減ったと言えますが、それでも完全になくなったわけではありません。旅行前にそうした犯罪の基礎知識をしっかり持ち、現地でも自分の身をしっかりと守りましょう。

アヤソフィア横道

真昼間でも、人気のないところは避けましょう

イスタンブールで、特に気をつけるべき地区は最大の観光スポット、スルタンアフメットと、繁華街タキシム。この二つはトルコに来たら必ず訪れたい場所のトップに来ますが、その分、最も犯罪が多いところでもあります。まず、スルタンアフメットでは絨毯詐欺、タキシム・ベイオール地区では暴力バーやカード詐欺が特に多いのでご注意を。

とにかくトルコでは「暗くて、人気が少ないところ」は危険。いざという時にすぐ助けを求められるよう、可能な限り人の多いところにいるようにしましょう。

2013年6月に盛り上がりを見せた、タキシム・ゲジ公園の反政府デモについては、こちらの記事も>>>イスタンブール情勢、ゲジ公園抗議デモの影響


 

観光客への犯罪1 スリ・置き引き

アヤソフィア博物館

とかく、高所に見どころがありがちなイスタンブール

観光客が最も被害に遭いやすいのがこのスリ・置き引き。特にドーム天井の文様や壁のタイル・モザイク画のように、トルコの観光スポットは高所に美しい見どころがたくさんあります。そうすると、どうしても視線は上部に向くので、カバンなどへの注意は怠りがちに。こうした場所でスリ被害が頻繁に起きているので注意しておきましょう。

レストラン内やショッピングストリートなどでわざと喧嘩を起こすなどして人々の注意を引き、そのすきに別のメンバーがカバンや財布と盗むと言った行為もよく見られます。なにか思わず目を向けてしまうような出来事があったら、まずカバンをしっかり掴んで確認することを忘れないで!

 

観光客への犯罪2 (睡眠薬)強盗

バックパッカー

自分も他国から来たツーリストだ、と言って騙すパターンが多いです

観光客がよく被害に遭うのが睡眠薬強盗。主に他国から来たバックパッカーを装い、友達になろうと3日間ほど一緒に観光地を周り、信頼を得てから食べ物に睡眠薬を混ぜるというやり方です。その信頼の得方も巧みですが、睡眠薬入りの食べ物を渡すのも非常に上手。中には、目の前の売店でお菓子を買い、目の前で封を開け、目の前で一つ自分の口に入れてから、そのお菓子を一つ差し出し、「食べないか」と勧めてくる。それを食べてから記憶がない……という話もあるほど。基本的には人から食べ物や飲み物をもらわないよう気をつけるのが一番いいでしょう。

この睡眠薬強盗、中には摂取過多で被害者がそのまま亡くなってしまうケースもありますし、犯罪グループの中にはこん睡状態に陥った被害者に殴る蹴るの暴行を加えたり、そのまま海に放り込んでしまうなど重大な事件に発展することもあります。そうした犯罪がある、という意識を常に持ち、気をつけて旅行を楽しみましょ
う。

観光客への犯罪3 ひったくり

ひったくり

ひったくられたら、潔く諦めるのが身を守る方法の一つ

トルコでここ数年多くの被害が出ているのがひったくりです。道を歩いている際に車で近付き、カバンなどをひったくってそのまま車で逃走する、というものですが、この時カバンを手放さなかったために大けがを負ったり、時には死亡するケースも出ています。現状、被害者の多くは一般のトルコ人女性ですが、それでも観光客というのは常にスリや強盗に目をつけられている存在だということを忘れないよう、道を歩くときには車道寄りにカバンを持たずに離れて歩き、万が一車に乗った強盗にひったくられそうになった場合には、潔くカバンを諦めて手放すのが賢明です。