コツ1:何についてアドバイスするか吟味する
男性にはアドバイスしてほしくないジャンルがあります。たとえば、車の運転に関わること、機械類の設定や操作など、一般的に男性が得意で女性が不得意とされる分野です。もちろん実際には運転の下手な男性、メカが苦手な旦那様もいます。しかし、彼らにとって「男子として得意であるべき必須科目」が苦手であることは、最も他人から指摘されたくないポイント。自分はその分野が不得意でないことを何とかして示したいのに、妻からアドバイスされることで、劣等感を刺激されてしまうことに……。どんなジャンルに助言するかは、事前によく吟味しましょう。
コツ2:アドバイスをするタイミングに注意する
自主独立を重んじ、自力で解決することに重きを置く旦那様にとって、自分が試行錯誤中のアドバイスは、助けになるどころか、余計な騒音。妻が、問題を早く解決しようと助言をすると、「俺には解決できないと思っているのか!」と逆切れすることも……。まずは本人の気がすむまで試行錯誤をやらせてあげて、様子を見守りましょう。そして、もし助言を求められれば、そこで切りだすのがベスト。求められなければ、旦那様がそろそろ万策尽きたあたりで「うまくいくかどうか自信がないけど、こんなやり方どうかしら。」と控えめに提案すると、意外にすんなり受け入れられるもの。アドバイスにはタイミングがとても大切です
コツ3:アドバイスの伝え方、言い方に配慮する
適切なジャンルとタイミングでアドバイスしたとしても、その言い方ですべてがぶち壊しになってしまうこともあるのでご用心。特に、普段、婉曲な話し方をしたり、話が長かったり、物事の理由や背景から説明する癖のある人は要注意です。アドバイスは要領よくまとめ、簡潔でストレートな言葉で伝えるのが一番。結論をスパッと伝え、理由は後から説明するようにしましょう。もちろん、「私のやり方の方が絶対いいでしょ」「私の言うとおりにすれば大丈夫なのよ」的な、上から目線の物言いはNGです。
コツ4:時には「沈黙」が最良のアドバイス
アドバイスするジャンル、タイミング、言い方などすべてに気をつけても、「黙っててくれよ」と、言われてしまうこともあるかもしれません。旦那様の性格によっては、一度失敗して痛い目にあってからでないと、助言を受け入れられない方もいます。初めての場所に行く時に道に迷ってしまったら、「周りの人に聞いた方が早い」と考えるのは確かに合理的です。しかし、男性にとっては、たとえ時間がかかっても「自力でたどり着きたい」のです。そんな時は、どんなに理にかなったアドバイスも馬の耳に念仏。失敗に気づかないふりをしたり、笑いとばすなど、温かい目で見守って、黙っていてあげることが最良の助言になる時もあります。臨機応変な対応で、アドバイス上手な妻を目指しましょう!