ホテル客室に備え付けられた固定電話の料金は
ホテル客室に備え付けられた固定電話は、いわゆるハウスフォンとして(部屋から部屋へ等の内線)利用するのであれば料金がかかりませんが、外線利用をした場合、とても高くつきそうで不安を感じます。国や地域、滞在ホテルにより異なりますが、公衆電話と比較すれば通話料は高くつくのが一般的。国際電話の場合、ダイレクト通話ではなく交換台を通せば、なお高くつきます。とはいえホテル客室内からのローカル通話(現地通話)は、さほど高くはありません。現地のレストランを予約するときなどに、日本から持参した携帯電話を使うのは不経済。なぜなら国際ローミングになるからで、通常のローカル通話とは料金が大きく異なります。
そうしたときに、ホテル客室の固定電話を利用するのも一手。海外では、観光客がローカルレストランを予約するときに、氏名や人数のほか、滞在ホテル名や客室番号を尋ねられることがあります。客室内の固定電話には、部屋番号はもちろん、ホテル名も綴ってあるなど、電話での応対もスムーズに。
ちなみにホテル客室の固定電話から外線利用する場合、公衆電話を利用するより、若干通話料が高めなのが通例です。とはいえ、コインを気にせず通話ができる点で便利ですし、なにしろスマート。注意する点は、チェックアウト時の精算で、通話先・通話回数が複数カウントされるといった誤請求が、ままあります。精算書をきちんと確認してから、支払うようにしましょう。
プリペイドカードを購入して公衆電話を利用する
海外の公衆電話は利用できるコインの種類が限られ、かつ使い慣れないことから不安におもう人も多いでしょう。とはいえ、基本的な使い方は日本の公衆電話と一緒。現地に暮らす知人宅や滞在ホテルへ電話をするとき、一度、試してみることをおすすめします。公衆電話の使い勝手がわかったら、プリペイドカード(フォンカード)を購入すると、さらにお得に。コンビニやキオスクなどで購入が可能です。ただし利用できるのは、プリペイドカード対応可能な公衆電話器に限りますし、カード券種もさまざま。滞在中に使い切る予定がないのであれば、購入はおすすめできません。初めての人は利用方法を現地の人に尋ねてから、購入するようにしましょう。