現地で携帯電話をレンタルする
海外への旅行や出張が頻繁ではない場合、わざわざ携帯電話を海外対応にする必要性がないのであれば、現地空港などで携帯をレンタルして滞在期間中のみ利用する方法があります。難点をあげれば、レンタル携帯は現地で一般に普及している機種になるため、使い方を覚えるのにひと苦労かもしれません。それでも携帯があれば、同行する仲間同士の通話やレストランへの予約など、ちょっとしたシーンにとても便利。普段、携帯を身につけていないと不安におもう人が多いなか、頼れる味方といえます。海外での携帯電話レンタルサービスは、到着空港や現地の航空会社・旅行会社カウンターなどで申し込みを受け付けていて、手続きも簡単。貸出時には、パスポートとクレジットカードを提示します。利用方法や電話番号、機種番号、返却場所等がつづられた用紙を受け取り、サイン。借りるにあたって、保証金が必要となります(クレジットカード控えで対応するのが一般的)。
携帯電話を返却するときには、利用通話料と通話先が記載された計算書を受け取り、クレジットカードの精算欄にサインをします。帰国後、カード会社から請求されるしくみです。クレジットカードを持っていない場合は、現金で、所定の額の保証金を預け入れますが、無事携帯電話が返却されれば、保証金(現金)は返金されます。
ちなみに万一、レンタルした携帯電話を破損、紛失した場合、契約条項にのっとり自らが補償しなければなりません。そのための保証金であることを忘れないように。補償額はレンタル会社の規定に準じます。