保育園・保育所/保育園選びの基礎知識

入園料・保育料、保育園にかかるお金は?(2ページ目)

子どもを預けたい!と思っても、気になるのは「保育料」。収入が低いのに保育料が高ければ、働いても、働いても、保育料になってしまう……という心配もあります。安心のためには、ある程度の料金は仕方ないとしても、あまりにも高いと、預けるのを躊躇してしまいそうです。

猪熊 弘子

猪熊 弘子

子育て ガイド

ジャーナリスト。名寄市立大学特命教授 (一社)子ども安全計画研究所代表理事。 保育・教育、子ども施策などを主なテーマに、執筆・翻訳、テレビ・ラジオ出演、講演を行なう。4人の子どもの母。著書多数。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で第49回日本保育学会 日私幼賞・保育学文献賞受賞。

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入園料はいくらかかる?

認可保育所の場合、「入園料」は必要ありません。しかし、認可外保育所の場合は、入園料がかかるところがほとんどです。金額は、おおむね1万円から5万円程度になります。ほかに、年間の登録料のような形で毎年、5000から1万円程度のお金が必要な施設もあります。

ほかに、待機児童の多い地域では、「入園予約金」「入園登録料」のような名目でお金を請求される場合があります。まるで不動産の手付け金のようですが、入園希望の意志を示すために事前にいくらかのお金を払う、というのが一般的になってきています。入園できた場合にはそのまま入園料にあてられることがほとんどですが、子どもが複数いる場合には金額もばかになりません。また、中には、入園できない場合についても返還してくれない園もあるよう。今では、大学の滑り止め校への入学金も「返還するべきという」判決が出ています。納得いかない場合には、粘り強く園と交渉してみましょう。
 

その他のお金は?

園によっては、認可保育所であっても私立保育所の場合には、制服代や、教材費などがかかる場合もあります。事前に園に確認しておきましょう。



 

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