窓の内側にもう一つの窓をつけて快適リフォーム
住宅エコポイント制度で一躍名が知られた「内窓」。これは既存のサッシの室内側に、もう一つのサッシを取り付けて二重サッシにしてしまうというものです。室内の温度が逃げにくく、冷暖房効率を高めてくれるということで省エネリフォームの中心選手として注目されていますが、すごいのはそれだけではありません。二重窓で気密性が高いという性質上、遮音性にも優れ、交通量の激しい道路沿いの住まいや、室内で楽器を使われるご家庭などにとっては非常に有効なリフォームです。他にも防犯ガラスや防犯性能の高いクレセント錠を採用すれば、防犯対策としても非常に有効です。
事前に既存窓の大きさを採寸して、ピッタリサイズの窓をオーダーメイドで作ってもらえるので、仕上がりもきれいですし、工事も1箇所あたり1~2時間で済みます。
事前に採寸しておくので、工事も短時間で済み、仕上がりもスッキリ。比較的簡単なリフォームの一つと言えます。(画像提供:YKK AP株式会社) |
【今ある窓を二重窓にするリフォーム費用】
窓本体5万~10万 + 工事費1万~2万円
※幅1,600mm×高さ800mm程度の引き違い窓(1箇所)を想定。
後付けシャッターで我が家の窓をがっちり守る
雨風から窓ガラスを守り、そして防犯面にも優れているシャッター。これもリフォーム向けの取り付けしやすいタイプが普及してきており、既存の窓や壁をほとんどいじることがなく、工事は半日~約1日で終わります。特に「電動シャッター」はボタン一つで静かに開け閉めできるので、雨戸が重たくて開け閉めでお困りのご高齢の方にとっても嬉しいリフォームになります。
リフォーム用の後付けシャッターは、既存の外壁・窓を傷めることがほとんどなく、工事もスムーズです。(画像提供:三協立山アルミ株式会社)
【後付けシャッター(電動)を取り付けるリフォーム費用】
シャッター本体20万~30万円 + 工事費3万~7万円
※幅1,800mm×高さ2,100mm程度の電動シャッターを想定。
今回は比較的簡単に交換できる「玄関ドア」「玄関引き戸」、そしてすばやく取り付けられる「二重窓」「後付シャッター」を用いたリフォームをご紹介しました。「あっ」という間にリフォームできると言うことは、工事費も抑えられるということ。住まい手にとって便利で安価、そして家が長持ちするリフォームメニューがますます増えてくることをこれからも期待したいと思います。