お部屋の内側を彩る壁紙やカーテン、インテリア。住まい手のセンスや人柄がそのまま表現される部分です。(画像提供:リリカラ株式会社) |
でもポイントを押さえれば、低予算なリフォームでも見違えるような空間が作れるんです。家具の配置を変えるだけのお部屋の模様替えに飽きてしまった方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。今回はあまり費用をかけずにお部屋をリニューアルできる、内装リフォームについて概算費用とそのポイントをご紹介します。
5万~10万円で壁紙を張り替えてお部屋一新!
水回り空間では汚れやカビ、湿気に対応できて、自分なりのおしゃれが楽しめる壁紙にすると良いでしょう。(画像提供:リリカラ株式会社) |
天井の色を壁よりも淡い色にすると明るく、開放感のある印象になり、逆に天井を濃くすると落ち着いた安定感のある印象になります。天井と壁の色を近いものにすると、天井と壁の境界があいまいになり、空間に広がりが出るようになります。
また洗面所やトイレなどの水回りの空間では湿気があるため、カビや汚れが発生しやすいので、防カビ・防汚タイプの水回り用のクロスを選んだ方が無難です。狭いスペースであるがゆえのこだわりのある壁紙を選択したり、水回り設備の色合いとのバランスを考えて選べば、より快適度の高い空間リフォームが可能です。
非常に多くの種類がありますので、メーカーカタログは必ず目を通すようにしましょう。家族全員のこだわりが確認できるはずです。(画像提供:株式会社サンゲツ) |
自分や家族が好きな色で統一してみたり、部屋の役割に合わせて柄をコーディネートしてみたりと、部屋の数だけ壁紙のスタイルがあっても全く不思議ではありません。
壁紙に特殊な機能(調湿や消臭など)があったり、素材のランク(ビニールクロス、紙クロスなど)によっても材料費は異なりますが、一般的には6畳間の天井と壁をそれぞれ張り替えた場合で5万円前後です。
家具の移動や、壁紙を張る下地部分が傷んでいる場合などは、別途費用がかかる場合がありますので、リフォーム業者にあらかじめ工事予定のお部屋を見てもらい、見積りをもらうことを忘れないようにしましょう。
【壁紙リフォームの概算費用】
6畳間(天井・壁)の場合、4万~6万円程度
10畳間(天井・壁)の場合、7万~10万円程度
※既存クロス撤去費、下地調整費、施工費、廃材処分費を含む。
※天井の施工については足場を必要としない場所を想定。足場を使用する場合は、足場費用も別途発生する。
※大規模な家具の移設や、下地の補修費用は別途発生する。
次のページでは、もう一つの内装リフォームの主役となりうる、カーテンやロールスクリーンなどについての概算費用と選び方のポイントなどをご紹介します。