産婦人科・産院選び/助産院情報

vol.1 助産院と代替(補完)医療(2ページ目)

助産院は医師がいない施設で医療行為がおこなえないため、「代替医療」「補完医療」などと呼ばれるさまさまな方法を採り入れて身体を整えています。代替療法とはどんなものでしょうか。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

代替医療、西洋医学のふたつを上手に組み合わせましょう

代替医療の危険な使い方は大量使用などいろいろな可能性がありますが、「代替医療をおこなっているから」と西洋医学の薬を拒み、必要な医療を受けるチャンスを逃してしまうケースは多いと考えられます。

「西洋医学か、代替医療か」という二者択一ではなく、両方のよいところを取り入れながら健康を手に入れたいものです。


両方のことをよくわかっている助産院を選びましょう

どちらをどのように取り入れていくかを決めるに当たっては、両方の良さをよく知る医療の専門家からアドバイスがほしいところです。助産院の助産師さんは、自然な産む力を生かそうとしてくれる人ですが、産科学や新生児医療についても学び、病院でもそれなりの経験を積んでいる人のはずで本来はその適任者であるはずです。

助産院で出産する場合は(ほとんどの助産院はそうしているはずですが)、代替医療と同時に、西洋医学の恩恵もきちんと受けられるように配慮している所を選びましょう。
 

妊婦さん自身も、妊娠したら西洋医学アレルギーは禁物

妊婦さん自身も、両方の良さを知ることが大切だと思います。西洋医学への不信感やいやな思い出から助産院出産を希望する方もまれにいらっしゃるのですが、助産院が医療を一切使わないですむ所だとは思わないでください。今回問題になったような特殊なケースを除き、普通の助産院では、医療が必要になったら医師にかかるように指示されます。K2シロップも、赤ちゃんの頭蓋内出血を激減させてきたものですから、確実に飲むようにしましょう。


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※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。

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