リフォーム費用/部屋・空間別リフォーム価格実例

素敵で快適!床リフォームの概算費用(2ページ目)

キズや汚れが目立つようになったお部屋の床をリフォームしたいとお考えの方に、今回は床に着目したリフォームの概算費用をご紹介いたします。床材をリフレッシュするとお部屋の雰囲気も大きく変わって見えます。予算と自分の暮らしにふさわしい床をみつけてみましょう。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

タイル仕上げはワンランク上のテイスト

タイル仕上げの床

タイルの床は部屋全体を大人っぽい雰囲気にしてくれます。最近ではペットと一緒に暮らすご家庭での採用事例も増えてきています。

住宅の室内においても、商業施設のような高級感があるタイルでのリフォーム事例が見受けられるようになってきました。

タイルというと冷たい感じがするのですが、最近ではサーモタイルという足裏に伝わる冷たさを抑えたタイプのものや、床暖房との組み合わせでさらに居心地の良い居室空間が作れるようになっています。

室内居室へのタイル張りは「乾式工法」と呼ばれ、接着剤による施工が一般的であり、床の下地がしっかりしていることが条件になります。タイルに限ったことではありませんが、現在の床がブカブカしているとか、へこみがあるという場合は、床の下地についても補修してもらう必要があるので、リフォーム業者に施工箇所を事前に確認してもらうようにしましょう。

【タイル床リフォームの費用相場】 25万~40万円
※10畳間を想定。下地補修費用も含む。

DIYできるコルクタイルが人気急上昇中

コルクタイル
温かみのある質感とリーズナブルな価格、そしてDIYでもできる手軽さが人気です。(画像提供:東亜コルク株式会社
コルクタイルは非常に軽く、施工が簡単であることからリフォームでの採用事例が増えてきています。床だけでなく、壁の施工への応用ができ、お部屋の統一感を出すのに向いている材料です。

コルクが天然素材であるということに加え、DIY初心者でも自分で気軽に施工ができるというのも人気の理由です。クッション性もあるので、物を落としたり転んだりする小さなお子さんのいるご家庭などにもおすすめです。

DIYで施工する場合などは、既存の床の上に専用の接着剤で直接貼り付けていく「重ね張り工法」が一般的ですが、薄いとは言え、3~5mm程度の段差が生じます。この部分を「見切り材」を使用し、つまづきにくく、かつ、見た目にも違和感なく仕上げることがポイントです。

【コルクタイル床リフォームの費用相場】 15万~20万円
※10畳間、重ね張り工法を想定。

床リフォームではバリアフリーを意識する

コルクタイルのご紹介でも触れましたが、床工事において既存床に新しい床材を張り付ける(重ね張り工法)の場合、建材の厚みの分だけ床に段差が生じます。

工事費用を抑える上では非常に有利な重ね張り工法も、この段差について十分検討しておかないと、思わぬ転倒事故につながったりして危険です。床のリフォームにおいては、段差の解消がとても重要であり、業者に依頼する時は図面(特に平面図)では分かりづらい段差についてしっかりと説明してもらうことが大切です。

バリアフリーに関心がある人も、ない人も、当たり前に過ごす我が家だからこそ、お部屋が使いづらくなることのないように、家族やリフォーム業者とじっくりと打ち合わせをするようにしましょう。

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