高級ホテルみたいなバスルームは220万~
洗面脱衣室と浴室の仕上げを合わせると、空間に一体感が生まれ、高級感がさらに高まります。(画像提供:株式会社INAX) |
最近ではカビの発生しにくい目地材や、素足で触れても冷たさを感じにくいタイルが発売されており、こういった材料を使用することで、より満足度の高い浴室を作ることができます。さらに浴室と同様のタイルで洗面脱衣室の空間もコーディネイトすると空間に一体感が生まれ、より高級感が高まります。
また在来浴室の最大の弱点である防水面を解消すべく、ユニットバスの利点を上手に取り入れたユニット工法のタイル浴室もあるので、一度カタログなどで確認しておくと良いでしょう。
【高級タイル浴室にリフォームする概算費用相場】
220万~400万円
※間口2,000mm×奥行き1,600mm(約1.25坪)程度の浴室を想定。既設浴室解体・廃材処分費、給排水接続工事、電気工事を含む。
※浴室と隣接する洗面脱衣室も同様にリフォームする場合は、プラス100万~150万円程度。
自宅で思い切り映画・音楽するには240万円~
音と映像が大迫力で迫る至福の空間。床・壁・天井、開口部の仕上げが肝要です。(画像提供:大建工業株式会社) |
このような居室空間をリフォームで作るには、防音性能に優れた建材を使用するのはもちろんのこと、室内で音が美しく聞こえるように、吸音や音響効果に配慮した床・壁・天井材を採用する必要があります。また音が外部に漏れやすい開口部についても、防音ドア、防音サッシといった建具を用います。
これらの音響用建材・建具は、一般的な建材よりも価格も高価であり、また吸音ウールやシートといった下地から敷き込んでいく必要があるため、工事費用面において、一般的な居室にリフォームするよりも高額になることは言うまでもありません。ですが、その音や映像を体感すると、きっと普通の空間では物足りなく感じることでしょう。
【シアター(オーディオ)ルームを作る概算費用相場】
240万~500万円以上
※10畳洋室を想定。オーディオ・映像機器、家具等はリフォーム費用に含まず。
計画次第で夢の空間が現実のものに!
今回はいずれも、夢のような空間を手に入れるリフォームをご紹介しました。確かに予算は少し高めのような気がしますが、こだわる部分をしっかり押さえて、お金のかけるポイントをじっくり見極めていけば、決して無理ではないはずです。リフォームには夢をかなえる力があります。ぜひ皆さんも大好きな空間を手に入れてくださいね。