リフォーム費用/リフォームコストダウンのコツ

リフォーム発想で新築コストダウン!(後篇)(2ページ目)

リフォームか、新築か、悩む方も多いはず。でも「どちらか」ではなく、両方の良さを同時に取り入れる方法もあるのです。今回は前篇・後篇の2回に分けて、リフォームと新築を上手に使い分ける方法をご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

リフォームと新築の融合が今ここに!

ではさっそくSさんの新居を見てみましょう。
千葉県S様新居
苦労した分、感激もひとしお。随所にちりばめられたリフォームアイデアによって、新居でありながら、思い出の多い我が家になりました。
2F居室
将来2部屋に分割することもできる広い2Fの居室。天然無垢の床の上で、おもちゃと遊ぶ息子さんの笑顔が印象的でした。
収納スペース
扉がないため収納スペースは見た目もコストもシンプルになりました。床と壁の雰囲気に見事にマッチしています。

総費用1,800万円!コスト削減効果は200万以上!

今回のS邸では、新築工事費用が約1,510万円、その他費用が約290万円(設計及び建築確認申請費約30万円、家屋解体・処分費約140万円、外構・駐車場工事費用約110万円、登記手続き費用約10万円)となり、建て替えの総費用は1,800万円となりました。

そして、実際に削減できた金額は以下の通りです。
S邸削減金額
【S邸建て替えに伴う削減金額】リフォーム発想で新築計画にアプローチすることで、何でも新しいものを取り入れるのではなく、使えるものは使うというアイデアが生まれてくるのです。

使用する建材や設備品のランクを下げれば、もっと総額を抑えることも可能でしたが、細部にこだわりとコンセプトを持つことでお気に入りの住まいを作ることができました。

Sさんご一家は費用を節約できたこと以上に、実際に住んでみて、冷暖房効率の良さ、そして自然建材の温かみに囲まれたその雰囲気に、大満足の様子でした。

今回はリフォーム発想で建て替えコストを抑えるアイデアについてご紹介しました。部分的にリフォームを検討している方にとっては、少しスケールの大きい話になってしまったかもしれませんが、収納やキッチンの工夫などはリフォームでもかなり活用できるワザだと思いますので、参考にしていただければと思います。

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