顔のほてりはお酒を飲んだときと同じ
服用後の顔のほてり感は血管の拡張作用によるもので、ちょうどお酒を飲んだときに顔が熱くなって赤くなるのと同じ。 |
患者さんの中には、さまざまな副作用を気にする方もいらっしゃいます。根拠のない噂も流れているようです。今回はED治療薬の副作用と、服用を巡るウソ・ホントを紹介します。
ED治療薬は医療用医薬品(医師の処方箋により、調剤薬局などから処方される医薬品)であり、服用したときの状況や体質などにより、副作用と思われる症状が出ることがあります。
代表的な副作用として、顔のほてりや鼻づまり、頭痛、視覚異常などがあります。しかし、これらは薬の効果が無くなれば自然に消えるので心配ありません。
患者さんのご相談の中では、飲んで効き始めるころの顔のほてり感を心配される方が比較的多いのですが、これは血管の拡張作用によるもので、ちょうどお酒を飲んだときに顔が熱くなって赤くなるようなもの。あくまでも、一時的です。大きな副作用は、ガイドのクリニックではまだ一度もありません。
視界が青味がかって見えたりといった視覚異常が出ることもあります。どのような症状であれ、服用する量をコントロールすれば緩和できます。